2013年6月20日
はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ亭でございます。
報道ステーションで「北海道 下川町のエコ・ヴィレッジの試み」を観ていました。 財政再建団体に指定された直後からの町長・町民総がかりの町おこし、森の資源活用 の経緯を取材していました。
下川町の最大の資源は、豊かな森であることに注目した町長は、森林資源を中心に 自治体を再建することを決意。町民、農協、商工会、役場職員に呼びかけて、木材の有効利用 間伐、森を守る活動などに着手し、木工産業・バイオ燃料産業・自然エネルギー発電事業 を育成することと同時並行して、子供医療の無償化など住民に「住みやすさメリット」を 還元します。そして、様々なNPO活動を支援してゆきます。
そのひとつ「NPO森の生活」はロハス・ライフを普及する団体です。 NPOの事業は、どれも面白そうなものばかり。
1 森のコンシェルジュ事業 (森林・林業やまちづくり関係の視察・体験・保養に係 る情報提供・相談窓口・コーディネ ートを行う)
2 森のツーリズム事業 (自然資源・人材を活かした各種視察・体験のガイドを行な う)
3 森のセラピー事業 (森林の空間や産物を活用してセラピーを行う)
4 森のスローフード事業 (安全、安心、健康な食べ物の普及啓発を目的とした生 産、加工、販売を行う)
5 森のセレクトショップ事業(健康や環境に配慮した商品の普及啓発を目的とした開 発、 製造、販売を行う)
6 森の手仕事事業(多様な主体の協働により森づくり、道づくりを行う)
7 森の大学事業 (前各号に掲げる事業を発展させるための調査・研究、普及・啓発、人材育成を行う)
教育や文化活動、都会からの若者の移住も増え、町の財政は黒字に転換しつつあるようです。 やまねこは、こういう試みが全国の小さな自治体で試みられてゆくことが、ひいては国全体 の再建につながるような気がしました。
ドームハウス愛媛も「間伐材利用促進事業」に関わっています。 ドームハウスのフレーム製作の㈲上弘さんは、間伐材利用促進事業としてこのプランを始め ました。愛媛県森林組合の促進事業として開始されたのです。
森を守り、住みやすく、コミュニティ作りに参画できるオブジェクトがドームハウスである ことをアピールするのもいいかな、と思いました。