春と修羅 プロムナード

『賢治の春~open your heart』

2013年3月25日

はい、どっと・いぶにんぐ(=^o^=)やまねこ堂です。

春の道は 花の道

花の道は 花の時間

日ごとに陽だまりの時間が長くなってゆきますね。

夢の里も桜が八分咲き。夢の里桜の丘は千本桜が咲き誇っています。

しずかな風景の中で「花の音楽」が聴こえてくるようです。

宮沢賢治の詩を読んでいました。

春と修羅

聖玻璃〔せいはり〕の風が行き交ひ
   ZYPRESSEN春のいちれつ
    くろぐろと光素〔エーテル〕を吸ひ
     その暗い脚並からは
      天山の雪の稜さへひかるのに
      (かげらふの波と白い偏光)
      まことのことばはうしなはれ
     雲はちぎれてそらをとぶ
    ああかがやきの四月の底を
   はぎしり燃えてゆききする
  おれはひとりの修羅なのだ

賢治は自身のことを修羅と呼びます。

それは、人間世界を時折外から眺めていたからかもしれませんね。


にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*

CAPTCHA