ゴールデン・アップル2013

2013年1月16日

はい、どっと・こむばんは(=^o^=)やまねこでおます。
お正月も終わり、今年の基本テーマについて考えていました。
さて、今年は・・・・?
やまねこは、今年は『ゴールデン・アップル』の年かなと思っています。
これは、少し解説が必要かもしれません。 出典は、ロバート・アントン・ウィルソンの著作『イルミネータス』です。
イルミナティの陰謀小説で全米でベストセラーとなりましたが、何故か日本では知られ ていません。
「1975年、ロバート・シェイとの共著『イルミナティ』三部作を発表。
アトランティスの太古より存在して、世界史を裏から操ってきたオカルト団体・イリュミナティーをとりあげたコミカルな作品で、カルト的な人気作家となる。後続シリーズや解説書などを中心に35冊の小説、ノンフィクションを発表。また、1977年、幻覚作用のあるサボテンを試しながら宇宙人と交流したとする、自叙伝風の作品『コスミック・トリガー―イリュミナティ最後の秘密』(Cosmic Trigger)を発表し、話題を集める。」
この小説の発端は18世紀ヨーロッパにさかのぼります。
「バイエルン王国で1776年に、インゴルシュタット大学(英語版)の実践哲学教授アダム・ヴァイスハオプト(英語版)が啓蒙主義的な Perfektibilismus(人類の倫理的完成可能説)を謳い、Perfektibilisten の同盟をつくり、のちに、イルミナティと改名した。
原始共産主義を志向する側面と、内部の位階制の側面が同居している。ヴァイスハオプトからのキリスト教批判はあるが、それは倫理的完成へと向けるもので、他教への転向などを訴えるものではなく、ユダヤへの関連で語ってはいない。最盛期には各国に支部が置かれ、会員は貴族、大富豪、政治家、インテリなど2,000人に及んだという。
1777年、ヴァイスハオプト自身もフリーメイソンになっており、並行してフリーメイソンだった者も多かった。 通説では1784年にバイエルン王国がフリーメイソンリー、イルミナティを含むすべての秘密結社を禁止するまで続いた。1785年にローマ教皇・ピウス六世はイルミナティがカトリックの教義になじまないと明言し、異端とされて、結社としての活動は1785年に終わった。」
1789年フランス革命のバスティーユ襲撃の前駆をなしたイルミナティは一度、歴史から姿を消し、 やがてアメリカ独立宣言へと継承されます。
フランス革命以来、その資本を提供したアムシェル・ロスチャイルドは 「われわれは、三つの革命と三つの世界戦争を必要とする。 私に一国の通貨の発行権と管理権を与えよ。 そうすれば、誰が法律を作ろうと、そんなことはどうでも良い。」と宣言しました。
確かにフランス革命後、ロシア革命、中国革命が三つ起こり、第一次・第二次大戦がありました。 まだ、起きていないのは三つ目の世界戦争です。ロスチャイルドは三つ目の戦争はイスラム圏 との戦争であるとほのめかしています。果たしてその戦争はいつ起こるのか。
日本に目を移してみると「一国の通貨の発行権と管理権を得よう」と昨年末、新たな政権が生まれ 、デフレ脱却を宣言しつつありますね。
1980年代の「イルミネータス」というフィクシュナリーな物語は、奇しくも30年を経て、実現の 機運に満ちている2013年の始まりに、ふと30年前の全米ベストセラーを想い出しました。
この小説の中でイルミナティーの陰謀を打ち砕くのは『ゴールデン・アップル』と予言されてい ます。 『黄金のトライアングル』と相まって『黄金の林檎』もまた、出現の年なのかもしれませんね。

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“ゴールデン・アップル2013” への2件の返信

  1. 僕の得意分野ですね。笑
    イルミナティは初めはイエズス会を攻撃するための組織でしたが、次第に世界中の宗教を撲滅する啓蒙主義の鬼っ子になって行ったようです。
    18,19世紀には市民革命の前衛的役割を果たしましたが、今では逆に軍産複合体に占領されて民主主義を破壊する核になっていると思います。

  2. イルミナティもどんどん形を変えているのですね。
    8年前にこの記事が書かれた頃は、こんなコロナ時代がくるとは、思いもしなかった。
    陰謀説には、なりたくないけど、人類削減計画ですか?
    2030年には、5G.コロナワクチン、マイナンバーで、完全管理社会ですね。😰

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