夏の過ごし方

理正院さんの弁天池にサギ
カトマンズ旅日記より

2011年7月2日

はい、どっと、暑い夏が来ましたね。(=^o^=)やまねこでおますよ。
酷暑対策に日よけのオーニングを取り付けました。半透過型オーニングを取り付けると 不思議と涼やかな風が吹いてきます。木立の日蔭が涼しいのと同じ原理なのでしょう。
団扇、打ち水、風鈴、よしずとかき氷など夏の過ごし方は、日本人の知恵です。 節電の夏とテレビでかまびすしいのですが、メディアは原発停止すると電気が足りない キャンペーン。これは大きな間違いです。
原子力発電の設計に関わっていた大前健一氏 は「日本復興」という新著を出し、次のように語ります。
『「計画停電は最悪の施策で、それを許した菅首相ら政府はどうしようもない。この夏には5500万キロワットが確保できるらしいが、私は一度、電力不足の夏を経験するのも悪くないと思う。日本人に自信がつくからだ。緊急地震速報のような『電力警報』の仕組みを作り、工場の輪番制や休日分散を進める。また、夏の電力不足の最大要因である甲子園の高校野球は秋に開催をずらす」  --サラリーマンの生活も苦しくなりますか  「実は日本の危機は、20年も前から続いている。国民の家計所得は20年間で12%も減っているんだ。これは先進国では日本だけで、米・英・仏はそれぞれ2-2・5倍に伸びている。なのに、20年前と同じ感覚で、持ち家とマイカー、教育費の“3点セット”にお金を使うため、生活が苦しい。震災を機に、右肩上がりの幻想を捨て、自分に投資するライフプランへと生き方を変更するべきだね」』
わたしは、二年前にカトマンズで一週間過ごしましたが、当地では電力は一日四~六時間 しかきません。 しかも抜き打ちの停電が散発的にあります。
ホテルは自家発電に切り替えたりしますが、多くの ネパール人は停電をまるで気に掛けず、バター・ランプをともします。
わたしたちは、そろそろ電力依存型の消費生活さえも当たり前と考えない方がいいのではないかな。 もともと電力なんてなかった時代の日本的暮らし方に学ぶのも一考かと思います。 日蔭の涼しさを味わうのもいいものです。
夢の里とべの入り口の寺院の理正院さんの弁天池にサギがいました。 田植えの終わった水田に佇むサギも夏のたよりかもしれませんね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ


にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*

CAPTCHA