2013年7月22日
はい、どっと・もーにんぐ(=^o^=)やまねこ庵でございます。
やまねこは、炎天下で夢の里で梅干しを天日干ししながら里山資本主義について考えています。
世の中のことは、世の中にまかせておいて、やまねこ式里山資本主義に専念しようと思う のです。
森と泉を資本として、孤独を資本として、相互扶助を知恵として、シナジェティックスを 羅針盤として、ミニマム・ライフをライフ・スタイルとして大地に根差した里山資本主義 の実験を続けてゆきたいと願っています。
バブル復帰型上昇志向などくだらないものです。 過去とはすでに捨てられたものの別名です。 いつまでもバブルの夢が捨てられず、通貨増刷で景気浮揚の演出などしている時代では ないことは、少し考えればわかるはすなんですがねー。
エコロジストのぽらんさとと珈琲を飲みながら、デトロイト市の破たんについて話し合って いました。かつてジェネラル・モーターズで栄えた都市です。空き家が並び、公園は荒れ果て 警察は削減され、犯罪は多発し、インフラは崩壊しています。
ぽらんさんによると愛媛でも自治体破たんがはじまる気配だそうです。 財政再建団体の宣言は、むしろ賢明かもしれないということです。 デトロイトのようにすべてが崩壊するよりも、早めの再建手続きの方が住民自治の面からは 生活圏が保全されるからでしょう。
人間の持つ恐怖感、不安感がどれほど巨大なものか、選挙を通して知ったような気がしました。 もう一度、考え直すことは誰にも可能です。
村上春樹さん、ラスト・サムライの渡辺謙さんの言葉が印象深く残りました。
村上春樹 「我々は新しい倫理や規範と、新しい言葉とを連結させなくてはなりません。そして生き生きとした新しい物語を、そこに芽生えさせ、立ち上げなくてはなりません。 それは我々が共有できる物語であるはずです。それは畑の種蒔き歌のように、人々を励ます律動を持つ物語であるはずです。我々はかつて、まさにそのようにして、戦争によって焦土と化した日本を再建してきました。その原点に、我々は再び立ち戻らなくてはならないでしょう」
渡辺謙 「日本には「足るを知る」という言葉があります。 自分に必要な物を知っていると言う意味です。人間が一人生きて行く為の物質はそんなに多くないはずです。こんなに電気に頼らなくても人間は生きて行けるはずです。 「原子力」という、人間が最後までコントロールできない物質に頼って生きて行く恐怖を味わった今、再生エネルギーに大きく舵を取らなければ、子供たちに未来を手渡すことはかなわないと感じています。 私たちはもっとシンプルでつつましい新しい「幸福」というものを創造する力があると信じています。」