ジオデシック・ドーム・ハウス考2

small dome-house(ドームハウス愛媛2号機)
ジオデシック・スモール・ドーム前駆的形態  ドームハウス愛媛初号機

2012年5月20日

はい、どっと・もーにんぐ(=^o^=)やまねこ山でおます。
ジオデシック・スモール・ドームについて考えています。
昨年は一年間ミニマム・ライフについて考えましたので、今年はそれを具現化する ミニマムなドーム・プロジェクトを進めたいと思うのです。
コンセプト・モデルとしては、日本の茶室というものがあります。必要最小限の空間に 宇宙と自然と人間を凝縮・演出しようとする茶室は、やまねこが考えるコンセプト・モデル 『スモール・インテレクチュアル・モバイル・ユニット空間』に似ています。
チベット仏教では、「時間は空間であり、知識でもある」と言われます。 これは、意識は時間であり、空間であり、叡智でもあると読み替え可能です。

茶室
草庵風茶室は、田舎屋風の素朴な材料(丸太、竹、土壁など)を使って造られた。縁側からの採光を土壁でさえぎり、そこに必要に応じて「窓(下地窓、連子窓、突き上げ窓など)」をあけることにより光による自在な演出が可能となった。一間を基本としていた床の間も部屋の広狭、構成に応じて四尺、五尺とバリエーションを増し、そのデザインも、「室床」「洞床」「壁床」「踏み込み床」など、多様な展開を見せる。室内には中柱を立て亭主座と客座の結界とした。こうして狭い空間の中に客と亭主が相対する、濃密な空間が生まれた。

自然界から得た粗末な素材から最高の芸術空間を生み出す茶室の発想をスモール・ドーム にも活かしたいと思います。
ジオデシック・スモール・ドーム・ハウスが、震災に会った方々にも活かされるためには ミニマムで豊かでローコストでフレキシブルかつモバイルであることが有効と思いますし 人と人をつなぐエクステンションともなる可能性を秘めています。 藤森照信さんの茶室のように「天地人の器としてのスモール・ドーム」を生み出したいものです。

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