smallドームハウス「やまねこ庵」着工

2019年9月7日

どっとイブニング!
念願のミニドームハウス「やまねこ庵」が着工しました。^^//
直径5.3mです。
初代やまねこの茶室プランにプラスして、CLT木材を使用した新しいタイプのドームハウスです。

CLT木材とは
CLTとはCross Laminated Timberの略称で、ひき板(ラミナ)を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。厚みのある大きな板であり、建築の構造材の他、土木用材、家具などにも使用されています。
CLTは1995年頃からオーストリアを中心として発展し、現在では、イギリスやスイス、イタリアなどヨーロッパ各国でも様々な建築物に利用されています。また、カナダやアメリカ、オーストラリアでもCLTを使った高層建築が建てられるなど、CLTの利用は近年になり各国で急速な伸びを見せています。特に、木材特有の断熱性と壁式構造の特性をいかして戸建て住宅の他、中層建築物の共同住宅、高齢者福祉施設の居住部分、ホテルの客室などに用いられています。
日本では2013年12月に製造規格となるJAS(日本農林規格)が制定され、2016年4月にCLT関連の建築基準法告示が公布・施行されました。これらにより、CLTの一般利用がスタートしています。
CLTは構造躯体として建物を支えると共に、断熱性や遮炎性、遮熱性、遮音性などの複合的な効果も期待できます。木の表面をそのまま見せて用いると、木目や木の肌触りを感じる心地のいい空間ができます。また、木材は持続可能な循環型資源であり、森林資源を有効活用した省CO2型の建物を建てられます。   一般社団法人 日本CLT協会より抜粋

CLT木材が一般利用されてから3年、まだまだこれからの木材です。
森林保護、持続可能な循環型社会に向けての新木材です。
建築中のスモールドームハウスは木造建築としても興味深い建物になりますよ。
一体どんなものが出来上がるのかはこれからのお楽しみです。笑

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