ライフ・デザイン研究所とは?

ドームハウス
ライフデザイン研究所(ドームハウス愛媛のモニターハウス)

2011年1月12日

ライフ・デザイン研究所よりごあいさつ

はい、どっと・もーにんぐ・やまねこです。(=^o^=)
心機一転、ライフ・デザイン研究所も、本格業務スタートです。
やまねこは、このライフ・デザイン研究所を『ロハスな仲間が集う家』と考えていますから 今年もロハスな暮らし方、建築デザイン、ハウジングを中心に仲間の方々と取り組んで ゆきたいと思います。
同時にロハス・ヒルズ夢の里とべのプロジェクトを展開して、エコ ヴィレッジ作りを進めてゆきます。 健康で持続可能な暮らし方・・・をロハスと言いますが、それはまず豊かな地球環境に適応 するライフ・スタイルを指しています。
フラードーム・ハウスは、そんなロハスなテーマにもっともふさわしいナチュラル・ハウスの モデルなのです。ドーム構造は、「地球型の家」とも言えます。 環境と共存する住まいとしてのドーム・ハウスは、「光と風のある家」として 開放的な空間とエネルギー効率と循環性、自然素材の活用、デザイン・センスとフレキシブル な拡張機能などドーム・ハウスの特性は、ひとりひとりの自由な感性に答えてくれる白い キャンパスを提供してくれます。
また、施工は日本建築の伝統技術を生かし、愛媛県産の杉板を多用するという地産地消のエコ な素材選定をしています。 最小の部材で最大の空間を生み出すことが可能な球体構造は、同時に高度な耐震性・強度も保持 しています。
そして、何よりもエコロジカルであることとエコノミカル(ローコスト)であること を両立するノウハウを結集しているのです。 これまで国内では高級住宅・輸入住宅として扱われてきたドーム・ハウスですが、ライフ・デザイン 研究所では、ローコストかつハイ・クォリティなナチュラル・ハウスとしてのドーム・ハウスを 提案してゆきたいと思います。
バックミンスター・フラー博士が提唱したシナジェティックスという思想は、本来「汎用性の高さ と安価な技術の両立」をめざすものでした。 そいうい意味では、本来のフラー・ドーム・ハウスの理念に一歩近づいたフラー・ドームの国内初め ての試みと言えるでしょう また、施工面の知恵と技術も重要です。
当社のフラー・ドーム・ハウスは、アメリカ製のものと 異なり、伝統工法や日本の伝統建築の発想も活かされています。 家作りというのは、大工さんをはじめ、あらゆる建設業者さんたちのプロとしての 「モノ作りの知恵」に支えられているのです。「住まい」という場所を形作るという行為は人間 にとって、極めて本質的なテーマです。
やまねこは、ここ数年「スローリビング」について考えてきましたが、 大工さんにとって、「住むための知恵」とは、そのまま実際的、プラクティカルなテーマ なのです。いかに屋根を納めるか?いかに壁を納めるか?いかに棚を活用するか?家のメンテナンス や雨と風対策は?暑さ・寒さのしのぎ方、光と風の取り入れ方、季節と共存する工夫、防虫・防湿 防音などなど住まい環境のテーマの無数の分岐にひとつひとつ答えようとする「努力と知恵の体系」 こそが、『有機的建築』と言えるのかもしれません。
『ナチュラル・ハウスは可能か?』というテーマで考えてきたやまねこですが、大工さんたちと 作業を共にするうちに新たな発見がありました。季節や自然の変化ととも過ごせる家とは、光と 風を受け入れる器としての家であり、同時に自然とのせめぎあいの中で堅固な「呼吸する家」でも あるということです。それは、建築工学的な力と自然の力と人間の力の支えあう第四の力・・・ それこそがフラー博士の言う『シナジェティックス』=宇宙エコロジーの力によって、支えられて いるのかな、と考えます。

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