2021年10月27日
基礎工事から約4ヵ月、CLT木材で施工したドームハウスが完成しました。
外壁をすべて屋根材で使用するシングル材を使用しました。
他の3棟のドームハウスは外壁にサイリングボードを使用し、屋根と外壁が2トーンカラーの明るいいイメージだったのに対し、とてもシックな仕上がりになりました。
全体をシングル材で仕上げる方が水はけが良いというメリットもあるそうです。
2F部分はオープンにしていますが、将来部屋にしたい時は完全に壁にすることができます。シナベニアを使用しており、白く感じますが、時間が経てば、馴染んで落ち着いた色になってきます。
壁は厚さ9cmのCLT木材なので、配線がむき出しになってしまいます。
電気の取り付けがなかなか難しいですね。
玄関を入ってすぐ右側にキッチンがあります。
窓からは山並みが見え、料理するのも楽しくなります。
丁度2年前、我が家の庭に初めてCLT木材で直径5.3mのsmallドームハウスを建てました。それを基に今回は直径9.3mの住まいとしてのドームハウスができました。
CLT木材は厚さ9cmの木材なので断熱性・遮炎性・遮熱性・遮音性など複合的な効果が期待でき、今後の新しい展開になりそうです。
ドームハウス事業をはじめて11年目、next stageが始まります。