国籍と日本人

2013年6月18日

はい、どっと・もーにんぐ(=^o^=)やまねこ族でございます。ネイティブです。
アマゾンにヤマノミ族というのがありますが、ヤマネコ族というのは単体です。
※ヤノマミ族(ヤノマミぞく、ラテン文字:Yanomami)はアマゾンの熱帯雨林からオリノコ川にかけてひろく居住している南米の先住民族の一部族。狩猟と採集を主な生活手段にしている。「ヤノマミ」とはヤノマミ語で「人間」という意味である。
てなわけで『TAKE ACTION』という慎泰俊(しんてじゅん)さんの本を読んでいます。 彼こそは新しい時代のモチベーターかなと思います。
世界から「貧困と差別をなくし、自由な社会を少しでも実現したい」と願う、NPO法人 『ライフ・イン・ピース』の代表であり、仕事は会社の再生・リフォームを手掛けつつ 発展途上国でマイクロ・クレジットのファイナンス事業を手掛けています。
慎さんは、「朝鮮籍」という籍の保持者です。
朝鮮籍(ちょうせんせき)とは、1910年の韓国併合により朝鮮が日本の領土となったことに伴って日本国籍とされていた朝鮮人のうち、朝鮮の独立後も引きつづき日本に居住している朝鮮人について、1947年以降日本の外国人登録制度の対象になったことに伴い登録されることになった便宜上の籍であり、正確には登録法制上の記号である。
そんな事情から彼にはパスポートがありません。アジアの国々で入国管理局で毎回、苦労しながら マイクロ・クレジット活動を続けています。
朝鮮学校で様々な体験を重ね、朝鮮大学校を卒業し、早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了後 現在の活動に勤しむ34歳の青年です。
わたしたちの時代は、グローバル社会であると同時に「自由の時代」でもあることを彼の主張 から読み取ることができます。 様々な差別といじめを生き抜いてきた彼のような人こそがこれからの社会を創ってゆくのかも しれないと思います。
「世の中には僕が体験した以上の不条理がたくさんある。生まれた家の貧しさゆえに死なざるを得ない子ども、暴力によって生まれたところを 追いやられる人々、多数派から深刻な人権侵害を受けているのにその声を全く外に届けることができない人々がいる。こういった世界の数々の不正をなくすことにも、僕は人生をかけられるんだと思う。」 と慎さんは語ります。
ビジネスの最先端で仕事をしながらパートタイムでNPO活動を営む若者は増えていると 聞きます。 将来は社会に貢献する仕事に就きたいと考えている高校生は少なくないはず。そこで選択肢の一つとして浮上するのが、社会問題を解決することを目的としたNPO法人(特定非営利活動法人)。
リクルート進学総研が実施した『高校生価値意識調査2012』では、「NPOなどで働きたい」という項目に「あてはまる」「まああてはまる」と回答した高校生は合計で12.0%に上り、現状でも将来の進路として関心をもたれていることがわかる。 ソーシャル・ネットワークの時代がこれから始まるような予感がしています。

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