バックミンスター・フラーのテンセングリティ

テンセングリティ
テンセングリティ

2011年2月23日

はい、どっとこ・あふたーぬーん(=^o^=)やまねこでおます。
少し暖かくなってきましたね。春の便りを探しに砥部町七折にいってきました。 『梅まつり』は始まっています。梅の花の咲き初めは、春の便りにふさわしい 初々しさがありますね。
さてさて、あいかわらずフラー博士の『宇宙エコロジー』と『宇宙学校』を 読んでいます。
ジオデシック構造に先だってフラー博士は、力学的構造体の テンセングリティを重視しています。お互いに触れ合うことのないモジュールが 張力のみによって統合された構造体をテンセングリティと呼びます。
球体をなす様々なモデルがありますが、正二十面体のシンプルなテンセングリティ を作ってみました。 輪ゴムと○棒があれば、楽しみながら作れます。 フラー博士によれば、宇宙の何物も互いに触れ合ってはいないと言います。 素粒子も太陽系も引力やエネルギーでバランスをとりあっているのが、自然の形態 の基本モデルをなしているというのです。 ジオデシック構造体は、このテンセングリティの安定した形態ということ。 多くの建築物の構造が重力による圧縮力に支点を求めますが、ジオデシックは張力 と圧縮力の統合体として最強の安定性を確保しています。 このところ突風の吹く夢の里ですが、ドーム・ハウスはまったく揺れたり振動したり しません。風を逃がす流体構造とジオデシックの強固な構造が風や積雪、地震に おどろくべき耐性を持っているようです。

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