2013年5月4日
はい、どっと・こむばんは(=^o^=)やまねこ通運でございます。
病院に母を見舞い、帰りに松山市の太陽市(おひさまいち)に寄りました。
大根80円、ブリのあら198円で夕食はブリ・ダイコンになりました。ホウレンソウも安い。
安い、多い、地産地消は産直人気の理由ですが、背景には食品の安全や高齢化社会や ダイレクト・マーケットの浸透があるのでしょう。
「産直の理念は、生産者と消費者の日常的な連帯の強化、自然の摂理に根ざした地域複合経営の組織化、地域内流通の推進、消費者の食生活の反省など多岐にわたっており、単に流通の中間マージンを節約するといったものではない。 わが国においては、生産の側も消費の側も零細で分散しているために、両者を結ぶ流通機構が複雑になり、安易な直結はかえって新たな流通コストの発生を生んできたが、物流の合理化、情報化の進展により、直結流通の有利性が高まっている。」
やまねこの広告業界での経験によると流行は流れゆき、消費は直截化する、ということ。 農産品については生産者と消費者の距離は近づき、産地と消費地は近づき、ハイ・タッチ な商品が好まれる傾向です。
ファスト・フードよりもスロー・フード、スーパーよりも市場 特にシニアに目立つ傾向ですね。 どう考えても少子高齢化社会ですから、成熟した消費動向が顕著になってゆきます。
これからのビジネスはそうしたトレンドを無視できないということでしょう。
おそらく、不況下のビジネスは「ケア、キュア、サポート、コーディネイト」を少なからず 含んだビジネス・スタイルなのです。
高齢者をケアする、サポートする、治療する・・に始まり、企業相互にサポートしあったり コラボしたり、コーディネイトするビジネスが時代の流れに沿ったあり方と言えます。
合理化、コスト削減、リストラといった世知辛いビジネスよりも相互扶助によるコーポラティブ ビジネスの時代なのです。 それは、過当競争によって相互破綻するよりも複合ビジネスや共生ビジネスの方が生き残りの 知恵を秘めているからではないかな、と思います。
高度システム社会から、エコロジカルかつエコノミーが時代のキーワードとなりつつありますね。