2013年3月1日
はい、どっと・もーにんぐ(=^o^=)やまねこ亭でございます。
今日は仕事でいろいろな方々と会っていました。
知人の不動産会社の社長と語らいました。彼は市街地の中心でオフィスを営んで います。都市型ノマドとも言えるライフ・スタイルです。
夕刻は「金持ちケンカせずおじさん」と話していました。 彼は田園型ノマドかなと思わせるものがあります。
いずれもソリッドで重い生き方の正反対・・・柔軟で軽いライフ・スタイルの持ち主です。
かつてバブル時代に「重厚長大」と言われたトレンドは「スマート・ライト・コンパクト」 にとって代わられました。その中心にあるコンセプトは、できるだけ自分の暮らしを自分で デザインするというのが当世の暮らし方と言うことになるでしょうか。
ノマド・ライフは若者たちだけのトレンドではないのでしょう。
「自分で自分がデザインできる」ということは、「生き方を自分で選ぶ」ということであり 自由に生きるということです。 様々な伝統や規制やルールやしきたりや慣習や流行や周囲の環境に惑わされず、自分の目で確かめ 選び、方向付け、プランニングする・・・・これをヴィジョン・クエストというのでしょう。
ひとりひとりのヴィジョン・クエストは様々なツールやソーシャル・ネットを活用しながら 前進してゆく時代なのだと思います。フラーはこれをデザイン・サイエンスと呼びました。
※デザインサイエンスとは、バックミンスター・フラーが提唱した独自の概念であり、学問である。
細分化、専門化しつづける既存の学術体系に対して人間本来の分断されない包括的な知覚で、人類の持続可能な発展に必要なクリティカル・パスを形成する道具としての必要な発明を行う実践及びそのための体系。
その特徴として代表的なものに、エフェメラリゼーション、Doing more with lessという「より減らすことで、より多くを為す」という概念が上げられ、デザインサイエンスで作られた発明物は必ずこの性質を持つとされる。
それ自体が全体的に関連しながら変化、成長、拡大を為し、その要素に実際に体験することが必然的に含まれるため文字での正確な定義も伝達も不完全とも言われる。
習得には実践と経験、デザインサイエンスの習得段階が先にある者からの直接の影響が不可欠ともされる。フラーの発明の数々もデザインサイエンスの成果と言える。