2011年4月8日
はい、どっと・いぶにんぐ(=^o^=)やまねこですよ~。
の里は、桜が五分咲きです。ゆるやかに春の花の時間を過ごしています。 いつものように春の時間は、ゆるゆると流れていますが、大震災の悲しい便りを 日々のニュースで聞くにつけても、お花見気分に浸って・・・というわけにも いかないのでしょう。 できることを自分サイズでと考えています。
今週末は、震災の募金を集めようと 思っています。
さて、夢の里では様々なプランが進行していますが、これから迎える新しい時代に ついてやまねこは考えています。戦後65年を迎え、わたしたちはそろそろ戦後復興 の功罪について再考が必要かな、と思います。 わたしは、戦後生まれですから戦争の焼跡のことは直接しりませんが、貧しい時代 から高度成長の時代に育っていますので、ミニマム・ライフとは何か?を直観的に 知っています。それは、おそらく家族の支え合いにはじまり、地域の助け合いを基本 とする相互扶助ということなのでしょう。
高度成長の時代は、個人の自由や多様なライフ・スタイルが試みられた時代です。 そして、バブル時代と崩壊後の20年とは、個人と社会の試練の時代なのかもしれません。 社会はあらゆる側面から綻びと病理が現れ、個人は自由でありながら孤立と疎外に悩み 大きな時代の試練に巻き込まれているのが、この現在ということかもしれません。
もはや、わたしたちは古き良き時代に回帰することもできず、個人主義やマイ・ホーム主義 を謳歌する時代にもいないことは明らかなのです。 今回の震災を通して、ある意味で「焼跡」の時代に入っているといえるのかもしれません。 社会のセフティ・ネットの崩壊の中で、新たなセフティ・ネットの構築の必要に迫られている とも言えるでしょう。
まず、生活を支えるための様々なしくみを再考すること。ミニマム・ライフ・・・最低限 の生活をみんなで支え合うこと。格差社会に変わる価値観や相互扶助のシステムを構築する ことなど多岐にわたる変革が必要と思われます。 まずは、ともあれまず自分の足元からはじめようと思っています。