2008年3月5日
わたしが、ここ30年親しんでいる愛読書です。わたしたちの精神生活を照らす魅力的な本です。
魂の試金石、現実生活ガイド・ブックとわたしは思っています。生きるアート(芸術)の書でもあります。
超感覚的・・というとあの世のことかな、と思うでしょうが、実はこの世のことなのです。
霊的問題について深く立ち入って、現実の中に霊性を見いた出すスピリチュアル・ガイドとしてお勧めです。
また魂の音楽の書とも言えるかもしれません。
楽器を調律するように魂を調律してくれるからです。魂のチューニングが合わないとわたしたちは、「悩み」という不協和を感じます。
もっぱら、神秘学の行法指南書として、紹介されることが多い本書ですが、ゆっくり読んで、生活や人間関係とつながる部分注意してみるのも一考です。わたしたちが、住んでいるこの世界の美しさが見えてくるかもしれません。
シュタイナーの多くの著作が、難解としり込みする人もいますが、「読み方」の工夫として、ゆっくりと読むことをお勧めします。
いわば、曼荼羅形式で書かれていますので、魂にしみ込むように理解が進むと思います。
そして、理解する内容とは実は、書物に書かれていることではなく、この現実世界に書かれている目に見えない文字を学ぶことだとわたしは思っています。
シュタイナーの多くのテキストに取り掛かる前に自分をチューニングするためにも、まず触れてみたいシュタイナーによるシュタイナーの思想のガイド・ブックともいえるでしょう。(*^o^*)>