イヌワシの日

2014年10月16日

はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ庵でございます。
デザイン・オフィスのWさんの紹介で、木材屋さんの材木片を軽四いっぱいもらいに ゆきました。冬の燃料集めの始まりです。
tomokoさんと積み下ろし作業を終えて、庭で珈琲を飲んでいると、大きな鳥が天空から 降りてきて、ドームハウスの上で円弧を描きながら数十回、回転しました。
良く見るとの「イヌワシ」のようです。深山や峡谷にしかすまない鳥なので 人里の近いこのあたりでは珍しい。
トンビと比べてもかなり大きく、ドームのすぐ上で 二羽の鷲が輪舞する姿は勇壮な感じでした。八の字を描いているように見えます。
「白狐どんが、イヌワシにおくってもらって帰ったのかなあ。」とわたし。
インディアンのシャーマンのドン・ファンはイーグルについてこんなふうに語る。
「全ての生物の運命を支配する力はイーグルと呼ばれる。それは、それが鷲だからでも鷲に関わっているからではなく、それが計り知れない漆黒のイーグルとし て見る者に姿を現わすからである。鷲のように真っ直ぐに立ち、その高さは無限に伸びている。
あらゆる生物は、そう望めば、自由への突破口を探し、そこを通り抜ける力を与えられた。その突破口を見る者や、そこを通り抜ける生き物にとって、 イーグルが意識を永続させるためにその贈り物を認めたことは明白である。
自由へ渡ることは、一般に理解されているような永遠に生き続けるという意味での永遠の生命を意味しているのではない。
むしろ、戦士が通常は死ぬ瞬間に放棄される意識を保持することができるということである。渡る瞬間、身体はことごとく知で輝く。あらゆる細胞がそれ自身を意識すると同時に身体の全体性を意識するようになる。
自由というイーグルの贈り物は贈られるものではなく、チャンスをつかむためのチャンスである。」
自由への突破口、チャンスをつかむためのチャンス。そしてすべての生物の運命を支配する 「力」。そして身体の細胞の隅々まで「知」で輝くという。
ぼんやりと観ているとみるみる高い空に二羽とも登ってゆき、やがて遠い山に帰ってゆき ました。わずか数分、夢の里の空に留まったのでした。
秋の不思議なゲストは、蒼天の高みからの訪問者でした。 神界の鳥と言われる犬鷲は自然界の叡智とパワーのシンボルかもしれない、と思いました。 秋深い晴天の日、ストーブのためし焚きをしました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*

CAPTCHA