自分をチェンジする鍵2

2014年8月29日

はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ堂です。
この八月は「生命的な時間の輪」に入ることをテーマとしてお四国遍路や島めぐりなど を試みていました。
過去の時間と分離して、新しいサイクルを始める・・・あらたな 人生のフェイズを自覚するということでした。
カルマの仕組みが理解できれば現実をチェンジできるのだといいます。
現実と現実をつなげる配電盤に関わるということでしょうか?
それを「ダビデの鍵」・・「自分をチェンジする鍵」と言えるかもしれません。
『聖書』:ダビデの鍵とは、イザヤ書にあります。
イザヤ書二十二章二十二節 「私はまた、ダビデの家の鍵を彼の肩に置く。彼が開くと、閉じる者はなく、 彼が閉じると、開く者はない」 とあります。
これはおそらく、神の国へいたる扉の鍵ということでしょう。 キリストはダビデの鍵を受け継ぐものということかな。
カルマ論的には「彼が開くと、閉じる者はなく、彼が閉じると、開く者はない」というところに 力点があって、私たちの日常を変化させる鍵ということだと思います。
今日は、カルマの融解のせいか過去のトラウマから「激しい怒り、憤りの感情」の奔流が よみがえってきました。終日、ひとりでその「怒りと悲しみ」に向かい合っていました。
多くは「不当に貶められたり、不正な扱い」を受けたと思しき過去のトラウマです。 まるで火山の噴火みたいでした。すさまじい破壊力の感情の渦・・・激しいエネルギー。 こういう現象は心臓領域の手術の「カルマ的影響」があるのかもしれません。
ひととおり激しい感情の渦を体験しながら、観測しているとあるアイデアがひらめきました。
「これは燃焼性の金属物質に似ている」ということ。 怒りの感情は、マグネシウムやナトリウムやカリウムに似ているという直観。
激しく水に反応して燃える金属というのはちょうど「特定記憶」に反応して燃え上がる感情であって 水とは「霊的作用力」を指しています。
突然頭の中でクリック! 「そうだ、これは意識のチェンジに使える。怒りや悲しみもまた燃焼物質だ。」という直観。
わたしたちは、ふつう否定的な気分や怒りやいら立ちを「ストレス」という否定的一方の 負荷ととらえます。しかし、何かを変化させるエネルギーであることも確かなのです。
ちょっとコツは難しいのですが「否定的ストレス」を「変化のエネルギー」に転換できそうです。
怒髪天を衝く・・・という言葉もありますが「愛染明王」「不動明王」「降三世明王」など 密教には「怒りの姿の仏様」が数多くあります。
これは浄化された怒りで煩悩を断ち切る力の 象徴とも受け取れます。
ストレス、怒り、悲しみ、苛立ち、苦悩・・・そんなマイナス感情を変化のエネルギーに チェンジする「ダビデの鍵」があるのかもしれません。
怒り悲しみもまた「意識の熱量」であるということ。 精神のエマージェンスはわたしたちを変化させてくれる「燃焼物質」を与えてくれるのだとしたら、 多くの日常体験もまた良き「修行道場」ということかもしれないのです。

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