魔法の鏡の創り方

2008年9月20日

はい、こんばんは(=^o^=)やまねこです。
脳内に天然酵母を作る方法に続いて、今回は『魔法の鏡の創り方』です。
これは、ちょっと高度な魔法になりますので、すぐにうまくはいきませんが、根気よく続けてゆけばいつかは、完成しますからとりあえず、お話としてお読みくださいまし。(^o^)/
さてさて、心は、よく鏡に喩えられますね。禅で『明鏡止水』と言ったり、三種の神器にもヤタノ鏡があったりしますが、心の象徴としての鏡が古来、宗教的、聖なるものとして扱われてきたようです。
ここで言う『魔法の鏡』というのは、意識に変化を起す魔法の道具としての鏡です。
鏡は、湖の水面のように天地万象を映し出します。そのようにわたしたちの心も万象を映し出す鏡になりうるのです。ただ、平常は心に曇りや、ゆがみや、偏りがあるために少し、実像とは異なった世界を映し出しています。魔法の鏡とは、実像を映せるようにメンタルなクリアリングを実践することで得られます。
さて、メンタル・クリアリングの方法です。

1.まず、内と外を整理する。自分にとって、内なることと外なることをとりあえず分けます。たとえば、貯金や仕事は外なること、愛情や家族関係は内なることなどです。
2.内なることは、実は外にあり、外なることは実は内にあると観想します。
たとえば、愛情は行為として表わされ、仕事は忍耐と鍛錬によってなされる・・といったように。
3.次に他人はわたしの内面の反映であると観想します。
他者を自分として見て、自分を他者として見るという反転の観想をします。
これは、驚くべき効果があります。他人がわたしの心の舞台で演じるように見えてきます。監督は実は自分なのです。
4.以上の観想が出来るようになったら、日常的な見方に再度戻った観点から見直します。内なることと外なることをもう一度、分けて見ます。

最初に内なることと思っていたことが、微妙に外なるものに変化していれば、成功です。
その変化した部分こそが『魔法の鏡』なのです。少なくとも、この変化した小さな鏡の中にありのままの世界が映し出されています。それは、ちょうど小さな水滴に世界が写っているようなものです。
わたしたちは、日常はほとんど自分を投影した世界を見ています。利害損得、好き嫌い、善悪、良否の価値判断などなどで、自分ごしに見ているのです。しかしそれは、必ずしもありのままの実像ではありません。少し脚色された虚像なのです。
ありのままの実像を得ることは、困難ではありますが、不可能ではありません。自分と言うめがねをはずし、自分と言う立場を離れ、内外の境界を反転して見直してみると全体の実像を垣間見ることはできるのです。

この鏡は、さらに長い年月、磨きをかけ、様々なものを映し出して、真なるものかどうか試練を経てみる必要はありますが、闇を照らす蛍火くらいの働きはしてくれます。
これが、メンタル・クリアリングで、魔法の鏡を創る方法です。
やまねこ(=^o^=)でした。

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