生活図鑑 衛門三郎の里

2014年10月20日

はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ庵でございます。
ドームハウスは、かつて数寄屋や草庵をしつらえ、美意識を洗練させていった茶人や俳諧人 のような住まい方もできるかも・・・と思っています。
季節のパッサージュとしての花鳥風月のドームハウスもあってもいいかも。
今日は、お遍路の里 松山市浄瑠璃町の八坂寺前の『衛門三郎の里」さんに僧侶の兄とtomokoさん と訪問。
四国遍路の発端となった松山市荏原町出身の衛門三郎さんの御命日の法要なのでした。
兄の読経、そして尺八の先生のYさんの演奏も奉納されました。
強欲で知られた衛門三郎が弘法大師に出会い、改心してそのあとを追って四国を巡り歩いたと 伝承が四国遍路開創の縁起だというのです。
説話ではありますが、衛門三郎さんは実在の人物です。
この地で豪農を営んておりました。ある日、托鉢に訪れた旅の僧侶に喜捨を求められると 「お前に施すものなどない。」と言い放ち、鉄鉢を叩き割ります。 翌年から次々と衛門三郎の子供が不慮の死をどげて、八つの墓が並んだと言われています。 子どもを亡くし、悲嘆にくれた衛門三郎は自分がであった僧侶が弘法大師だったことを知り 大師を追って、四国を巡ります。 最後に力尽きて死なんとする時に弘法大師に看取られたというのが現在の十二番札所焼山寺と 言われています。
静かな読経と尺八の音色に耳を澄ませていました。
お遍路の里で、光明優婆塞 衛門三郎の菩提を弔う 
深い秋 「衛門三郎の里」のIさんが、衛門三郎伝説の歴史資料のお話をされました。
奥様は庭で育てた様々な生け花用の花を分けていただきました。  
 うしろすがたの  しぐれてゆくか  山頭火

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