2014年7月2日
はい、どっと・ちゅーんあっぷ(=^o^=)やまねこオカルティストでございます。
明日は、心臓手術後の六か月検診です。 病院で様々な検査機器で総合的な検査をします。 そして今月中再び入院して心臓血管内に造影剤を入れて、冠動脈をひとつひとつ再検査します。 術後の金属管の定着や血管内の状態を診るのです。
このところドームハウス・プランで高知県を訪問することが多く、ふと四万十市の四万十川 を八年前に訪れたことを思い出していました。
生まれて初めて見る四万十ブルーは、やまねこには 何故か『これは三途の川の色だ。』と痛く感動したのでした。 まだ、臨死体験の記憶が生々しいころで、四万十のブルーを見た途端に死の体験が フラッシュ・バックしてしまいました。
限りなく美しい透明のブルーは、三途の川の青です。
人は死にさしかかると不思議な水の世界に身を浸す直観を得ます。 興味深いのは、それは「川のようなもの」なのですが、「川にはいる」のではなく 自分の内面から「川が立ち現れる」という印象なのです。
ギリシャ神話でも良く似た神話が語られています。「レーテーの川」と呼ばれています。 この水を飲んだ者は前世の記憶を忘却するというのです。
「古代ギリシア人の一部は、魂は転生の前にレーテーの川の水を飲まされるため、前世の記憶をなくすのだと信じていた。プラトンの『国家篇』最終章『エルの物語』では、アムレス(「不注意」の意)川の流れる「レテの平原」にたどり着いた、死者の話を語っている。 いくつかの神秘主義的宗教では、別の川ムネーモシュネーの存在も伝えられている。ムネーモシュネーの川の水を飲んだ人々は、すべてを記憶して全知の領域に達する。入会者は死後に、レーテーの代わりにムネーモシュネーの水を飲む選択を得ると教えられていたのである。」
やまねこはこの川の水を飲むのを忘れてしまったのか、よくよく覚えています。
四万十川の川沿いを走りながら感慨深く思ったものです。 「高知県の人はうらやましいな。この世に居ながらにしてあの世とこの世の境の美しい川を めでることができるのだから・・・。」
全国から最後の清流として名高い四万十川。 心臓検査と検査入院を無事終えられたら、そんな美しい風景をながめに、再び出会いに このお盆も高知県へお四国遍路に出かけたいと思っています。