2011年2月20日
はい、どっと・あふたーぬーん(=^o^=)やまねこですよ。
最近、自分流メンタル・コーチングというものに凝っています。
多くの人が陥りがちなストレス状態を避けるメン・トレなのです。
まず、出来事をできるかぎり客観的にとらえること。 利害や好き嫌い、その場の気分にかかわりなく「同一の事象」に専念すること。
つまり、淡々と日常の課題をこなすことに集中して、雑多な出来事や主観を あまり重視しないということでしょうか。 悩んだり、行き詰ったり、くよくよしたりということはだれにもあることなのですが、 出来る限り自分に「他人事」という見方を向けてみる工夫です。
そして、第二のステップとして・・・ 日常を事象として理解すること いくつかの出来事を観察すべきサンプルとみる。 何事も自分の判断に信をおく。 ということ。 多くのストレスは「自分の判断への信頼感のゆらぎ」をともなうものです。
こんなメントレを繰り返しているとまず「退屈」ということに出会います。 客観視というものは、とても退屈な作業なのです。それほどまでにわたしたちは主観に どっぷりと浸って、あれからこれへと移り気と言うことでしょうか。
そして、ある程度退屈な観察を続けていると自分のシチュエーションが見えてきます。 GPSで自分の居場所を確認するような感覚とも言えます。
淡々と観察するという態度、日々の課題を繰り返すというリズム、主観の色付けを諦める ことによって退屈の壁の向こうに何かが見えてきます。
おそらくそれは、「時間の流れ」もしくは「意識の流れ」ということなのかも。
わたしたちは、多くは願望や期待や不安や焦りを感じながら日々を過ごしているのですが こういう「自分本位の視点」から一度離れてみる価値はあると思います。ストレスの多くは この「自分視点」の周辺に発生するものだからです。願望、期待の多くは裏切られるものなの ですし、意気消沈すれば主観によりとらわれてしまいます。
意識の流れとしての時間感覚、事象としての日常の出来事、そして観察から見えてくる 様々な発見。願望がみたされない不安や期待を裏切られる失望よりもこういう小さな発見の方が 魂を癒してくれることもあるのかもしれませんね。 ただ、ひとりで考えるという作業は、あまりにもありふれてはいますが、いつか楽しい発見に つながるのです。