砥部町散歩 陶祖ケ丘

2013年1月19日

はい、どっと・こむばんは(=^o^=)やまねこ山でおます。
風流人と砥部町をかけめぐりながら、文化史跡を散歩していました。
風流人のSさんは、500年前からご先祖様が砥部町に住まうという伝説の血族です。 「砥部焼(とべやき)は、愛媛県砥部町を中心に作られる陶磁器である。一般には、食器、花器等が多い。愛媛県指定無形文化財。別名喧嘩器とも呼ばれる。後背の山地から良質の陶石が産出されていたことから、大洲藩の庇護のもと、発展を遂げた。
やや厚手の白磁に、呉須と呼ばれる薄い藍色の手書きの図案が特徴。砥部焼の多くは手作り成形のため、全国的に見ても決して大産地や有名産地ではないが、独特の風合いが愛好家に評価されている。 なお、近年ブームの讃岐うどんの器としても砥部焼はよく用いられる。」
こんなわけで、大森彦七伝説など聞きながら、風流人と砥部町散歩をしていました。
砥部発祥の地「陶祖ガ丘」を案内してくれました。旧砥部町市街の中心地の丘です。 現在では、砥部小学校のある中心点として知られています。
明治期初代町長の梅野鶴一さんの 銅像があり、かたわらに「梅野青興園」さんがあります。 砥部町全景が見渡せる天守閣とも言える位置にある砥部焼のお店です。 古式のお茶屋つくりにも似た木造の建築とゆるやかな雰囲気の店内には数千とも思える 砥部焼作品が展示されています。 Sさんの紹介で店主さんとここ数十年の砥部町の歴史と町のたたずまいについて詳しく お話しいただきました。
懐かしくもゆるやかなレトロ・タウンの風情が漂っています。 長年学校の先生の仕事を勤めながら、砥部焼の伝統・風合を守ってきた店主さんのお話 は、砥部町がたどってきた「ロング・アンド・ワインディング・ロード」そのものです。
陶祖ケ丘の眺望をゆったりとたどりながら、この数か月巡り歩いてきた砥部の町の街角 山間、川沿い、団地、会社、商店、ご家庭の人々を想い出しました。
「陶街道」とは、よく言ったものです。私たちが歩いてきた道のりは街道めぐりのお遍路 そのものだったかな、と思います。 多くの方々との出会いがありました。多くの学びがありました。 もしかしたら、わたしたちは「行き交う旅人のひとり」だったのかもしれません。 にもかかわらず、この町の方々はあたたかく迎え入れてくれました。
山や谷の道をたどり、町の道をたどり、良き出会いと町巡りの楽しみを与えてくださった 多くの方々に感謝します。 スロー・タウン砥部町の魅力の一端に触れる楽しい旅と遍路もまもなく終わります。

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