農とカヌーとスローリビング

2014年10月29日

はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ庵でございます。 冷え込みましたね。
昨日のお遍路の疲れでぐっすり休んでいました。セルフ・ケアも大事 な年かな。
夕刻、東温市のいとこのところに毎年恒例、お米を分けてもらいに行っていました。 30kg袋を三袋毎年仕入れます。
彼は、お米作りをしていますが長年のサラリーマン生活を卒業したのが10年前のことです。 専業米農家に転身したのでした。
先祖伝来の田んぼと高齢化で耕せない村内の田んぼを預かり米作にはげんでいます。
諸経費をみるとあまり利益は残らないそうです。 それでも消費者直販で省農薬の自家製米は「おいしくて安全」と喜びの声を聴けることがやりがい なのだそうです。
彼の作業小屋でいつものように「農事とスローリビングの楽しみ」に耳を傾けました。
自慢のカヌーで来年は、四万十川へ・・・。今回はライフ・ジャケットを買ったそうです。 結構な趣味人なのです。スキーなどに勤しんだ時期もあったけど、シニアになってからは カヌーと鉄の造作や金属加工(ナイフなど)。
昔から機械いじりは好きで、農業機械のメンテは自分でこなすらしい。 鉄の造作も得意なので、貯蔵庫の棚などは自分で創る。リフトも自分でメンテ。
農と機械いじりと造作と野菜作りなどこなしているうちに一年が過ぎる。
暦に従った暮らしが、大きなリズムを刻み、合間合間に野菜作りや趣味や家族のサポート。
土造り、田植え、除草、収穫、脱穀・乾燥、予約直販。
マイ・ペースといえばマイ・ペースな暮らし方が、現代のような細切れの時間を過ごすこと が多い世の中では、まとまりと一貫性のある暮らし向きかなと思いました。
食と農を守りながら、自分の手で暮らしを紡ぎだすという、昔ながらの農家の知恵が彼の 暮らし方にも生かされているような気がしました。

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