2014年10月10日
はい、どっと・ちゅーんあっぷ(=^o^=)やまねこ庵でございます。
エコロジストのぽらんさんとマック・カフェで語らっていました。
ノーベル賞に輝いた中村さんのキャラクターや学生時代のエピソードについて興味深い こぽれ話など。彼は同郷ということらしい。
ぽらんさん 「これから、変わり者でも一途な生き方や民間研究者に目が向けられるね。企業がすべて 取り仕切る時代じゃないんだ。中村さんの『怒りをモチベーションにしてきた』という言葉 は多くの人の心を揺り動かしたと思う。」
「そうだね。日本はあまりにも研究者を出汁にしすぎる。もっと個人として尊重されるべき だと思う。人間を歯車とみる悪しき習慣が抜けきっていない。ノーベル賞はあたかも日本の 保守性への警鐘のようにも思える。」
そして、里山資本主義、脱都会と里山移住について話し合いました。
今度、徳島の神山町に見学に行こうということになりました。都会から100名を超える移住者 を迎える「グリーン・バレー神山」はIT企業やエンジニア、アーティスト、里山移住希望の若者 が今も増えつづれているという山村です。
中央から地方へ、都会から里山へシフトしてゆく若者の流れは、まだささやかではあると思います が、「自然との共生、持続可能性への道」を探る若い人たちの本能的行動のようにも思えます。
「僕たちが若い頃は田舎でお金を貯めて都会に夢を求めて出て行った時代。 今は、都会で稼いで疲れたら里山移住して、ネットを利用しながらハイエンドな仕事をする。 逆に田舎から情報、物産、サービスを発信する時代なのかもしれないね。 僕らの時代は田舎で稼いでも都会ではささやかな下宿住まいがやっとだったね。 今は都会から移住なら空き家が沢山ある。ネット社会だから情報落差はあまりない。LCCもある から移動コストも格安だ。日本が一つの庭のような感覚になりつつあると思う。 だからこそ、都会一極集中の方が不自然に見えてくるんだと思う。」とぽらんさん。
折しも映画『リトル・フォレスト』や『ハッピー・リトル・アイランド』がこの秋公開。 時代は大きくシフトしている真っ最中かな。