2013年7月13日
はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ庵でこざいます。
年齢と共に断・捨・離してゆくのは、日本人の習わしですが、西洋人はこれを ダウンサイジングと呼んでいますね。
Zenは禅の逆輸入であり、スティーブ・ジョブズは 西洋禅のイノベーション哲学です。
「日本社会がこれから採用する基本戦略は「ダウンサイジング」である。 私はこれまで何度も「生活レベルを下げた」ことがある。 仕事がなくなると収入が減る。収入の内側に生活レベルを下方修正する。同じ貧しい仲間たちと相互扶助、相互支援のネットワークを構築する。 だから、私はどんなに貧乏なときも、きわめて愉快に過ごしてきた。 「今の生活レベル」などはいくらでも乱高下するものである。 そんなことで一喜一憂するのはおろかなことだ。 自分の今の収入で賄える生活をする。 それが生きる基本である。 」(内田樹の研究室)
貧しいということは、より少ない収入で暮らすということですが、よりプアーになる 必然性はありません。 より多くの人と助け合いながら、相互扶助生活に移行すればいいのです。
バックミンスター・フラー博士の、Do more with lessの哲学を学ぶ機会とも言えます。 より身軽に、よりクリアーに、より自由に生活をダウンサイジングしてゆくことは 高度に洗練させてゆくことでもあります。
マーク・ボイルさんの「ぼくはお金を使わずに生きることにした」を読んでいます。 フリーエコノミーを提唱する若きエコロジストの生活実験レポートです。 メンタルなシンプル化とともに暮らしをシンプルにする楽しみは、日々の実験かなと思います。