脳内麻薬と検査入院

2014年7月9日

はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ万年堂でござります。
無事、検査入院を終えて帰って参りました。二泊三日の心臓検査ツアーという感じでした。
「心臓検査です。エントリー・プラグみたいな心臓カテーテル手術台に乗ってきます。 今年後半は、術後六か月節目の検査入院を経て、バージョンアップした意識で能天気に 生きたいと思うやまねこでありました。」 と言いながら、病院に入りあれから八十時間が過ぎました。
「脳内麻薬」という中野信子さん の本を読んでいました。
中脳のVTA(腹側被蓋野)という部位から延びるA10神経は、前頭連合野 扁桃体、側座核、帯状回、視床下部、海馬などにドーパミンを運びます。受容体が各部位にもある ということです。快感中枢全体は「報酬系」という脳内ネットワークを構成しています。 比較的下等動物と言われる生物にもこの報酬系と言う原型は見られるとのこと。 おそらく餌の把捉が生物の報酬一番であり、生殖活動が二番目であり、生命活動全般が三番目 ということで報酬系が成立したのでしょう。
しかし、人間の報酬系は高度に複雑化しており、 実験のマウスよりもかなり複雑と思います。このあたりの動物実験による成果は「哺乳類の脳」 は分かっても人間はわからないという「謎」が残ります。
人間のゲノム解読はほぼ完全に走破され尽くしましたが人工知能による「人間脳復元プロジェクト」 は今だ道半ばと言うことらしい。 数台のスーパー・コンピューターを用いてもなかなか複製できないらしく「脳の謎」は深まる ばかりです。
さてさて、やまねこの心臓検査は無事完了。大きな異常はなく、手術後の経過もまず良好とのこと。 ホッと一安心しました。
これも家族の願いと神仏の守護のおかげと感謝する次第です。
さらにバージョンアップしたヘルス・ケア・ライフに努めてゆきたいと思います。 めでたし、めでたし。

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