ウィーク・エンド・ドームハウス

2015年1月30日

はい、どっと・ちゅーんあっぷ(=^o^=)やまねこ庵でございます。
今日は、週末の治療最終日でした。放射線治療は、一週間5回。週末は自宅に帰れるのです。
病院でtomokoさんが迎えに来るのを待っていたら、道後温泉のEさんが伊予市のTさんと連れ立って お見舞いに寄ってくれました。健康法や有機食材のことなどで盛り上がりました。 Eさんは、食養生やサプリのことなどの知恵袋で、やまねこにいろいろと教えてくれます。 Tさんは自ら作った自然農法玄米や蜂蜜をいただけたりします。 シュタイナーの「農業講座」をキーとして、不思議なネットワークが静かにつながっている ようです。
さてさて、tomokoさんとドームハウスに帰宅したやまねこはいつものように薪ストーブに火を 入れます。 パチパチと薪がはじける音も燃え上がる焔も心身を癒してくれますね。
ドームハウスの空間は、全体を包み込んでくれる感触があって、心地よいものです。
ヒーリング・ドームハウスと言うコンセプトも、季節ごとの味わいがあっていいものです。
そして、お風呂に入って体の芯から温まりました。 治療入院も来週一週間で終わります。 二月中は、治療方針などじっくりと検討したり、学んだりしたいと思っています。
そういえば、シュタイナー医学では癌治療に「やどりぎ」の成分が用いられるらしい。 一般の西洋医学では知られていない治療法です。
次回の「農業講座」で竹下さんにアントロポゾフィー医学の癌治療のお話を・・・という Eさんからの提案もあり、興味深く思っています。 他の植物に寄生するヤドリギの成分が癌治療に有効と言うお話は、なにかしら「宇宙的な消息」 を感じさせてくれますね。

※癌治療におけるヤドリギ抽出物の使用は、ルドルフ・シュタイナーにさかのぽる(1920)。ドイツでは、過去80年以上にわたって、腫瘍学で最も一般的に使われる薬物としてヤドリギの抽出物が発展してきた。
癌という病気は、腫瘍細胞の自己増殖にともなう二元的なプロセスと考えられるかもしれない。
つまり、一方は自己増殖細胞を発見する機能の低下であり、もう一方はそれを破壊する能力の低下である。
よって、治療は第一に自己増殖細胞の破壊を基礎とし、第二に免疫力の強化を図る。
最初の治療方針は、化学療法・放射線療法・手術除去によって行われる。これらの治療には免疫力を著しく低下させる副作用がある。
植物としてのヤドリギは、高い自己増殖能力と悪性腫瘍に似た性質(寄生的増殖、地球中心、太陽中心の方向付けを持たず、あらゆる方向へ増殖する)を持っている。さらに、その活性物質は細胞毒性や細胞変性効果(Viscotoxin)を示している。
その一方で、ヤドリギは強力な免疫系刺激物質であると考えられる成分(mistletoe-lection l-3)を含んでいる。ヤドリギの治療的使用は、これらの種類の異なる選択肢を利用する。免疫系刺激物質としてのヤドリギは、皮下的に少量を投与する。
細胞毒性作用を働かせるためには、ヤドリギは静脈注射で高投与量を接種しなければならない。
その他ヤドリギ抽出物の効果として、白血球減少症のような副作用の軽減や遺伝的異常の低下(姉妹染色分体交換の割合の増加)などがある。計画的な臨床的効果によると、適当なヤドリギ治療を選択するには、異なったヤドリギの寄生種類や、異なった適用方式・適用期間を考慮する必要がある。癌患者における様々な研究によって、生存期間の延長や、特にQOLの向上が明らかになってきている。

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