松山市商工会ブランド製品NEXT ONE 2011

ドームハウス愛媛
ドームハウス愛媛

2011年1月12日

はい、どっとこ・こむばんは(=^o^=)やまねこですよ~。
昨日は、松山市商工会主催の「松山ブランド新製品コンテスト」の入賞者授賞式でした。 このたび、めでたくフラー・ドーム・ハウス施工会社(有)上弘さんが激励賞を工業製品部門 において入賞しました。
この一年間、設計士コッシーさん、上弘さんとドーム・ハウス事業 に取り組んできたひとつの結実を見たような気がしました。受賞者工務店のH社長と設計士 コッシーさんに謹んでお祝い申し上げます。あわせて、このドーム・ハウスのモデル・プランを 実現することに全面協力をいただいた「夢の里とべ」=東洋システム・エンジニアリングのY社長 にも感謝です。
思えば、一昨年末に出会った上弘さんと設計士コッシーさん、そして夢の里とべの Y社長のドーム・ハウスにかける「熱意と知恵の結集」からこのプロジェクトははじまりました。 2月着工、6月竣工、7月内見会を通して多くの方々のご理解と協力を頂きました。 夕方さっそく、リビングまつやまのシニア事業部長からもお祝いの連絡がありました。 部長からは「住まいと暮らしの年間」で取材協力を頂きました。
フラー・ドーム・ハウスが松山ブランド工業製品として認められたということは、いかにも 示唆的な出来事のような気がしました。 そう、住宅もまた工業製品ということなのです。
フラー・ドーム・ハウスの根幹となる オーガニックな工法と愛媛県産の間伐材と杉材を多用して、森を守る・・というエコ・ハウスの コンセプトは、とりもなおさず環境共存型の工業が可能と言うことなのです。
わたしたちは、工業=公害と短絡する思考をいまだにどこかに残していますが、建築においては 日本の伝統工法や素材の選び方の中に循環型のエコロジカルな発想を秘めていることを忘れがち です。 余りにも多くの化学工業製品の洪水の中で、本来持っていたエコ技術を見失っているのかもしれ ません。 間伐材利用や建材の地産地消、国内材の活用もまたCO2ダイエットに貢献する近道なのだと 言うこと。また、木造建築で「光と風のある家」として未来型のドーム・ハウスとして構築する 知恵は、伝統技術を持つ職人ならではの叡智と言えるかもしれません。
昨今のオール電化や太陽光パネルをアクティブ・ソーラーと呼びますが、光と風の器としての 環境共存型の「日本的暮らし方」をパッシブ・ソーラーと呼びます。自然界の力をそのまま 人間にできるかぎり活かすという発想です。

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