2014年2月19日
はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ庵でございます。
畑を耕したりしていました。土造りの季節なのです。EM菌堆肥を入れてみました。
粘土質が多いのでゼオライトや砂も入れた方がいいそうです。 土造りとともに「ビジネス意識の土造り」も進めてゆきたいと思います。
スパイラルに進むビジネスを考える
●スパイラル・ビジネスとは・・・ 持続可能性とコーポラティブなコンセプトをベースとしてリニアーに 進むビジネスよりもスパイラルな時間軸をビジネスに導入するものです。 一つのプロジェクトがもう一つのプロジェクトと連携したり、補い合ったり サポートしあったりできるような循環構造。前進しながらも常に基本にフィードバックできるようなシステム、一度試みたことが重層的に回帰するような配慮を生かしながらスパイラルな前進を目指すビジネスです。土づくり、種まき、畑の世話、作物の収穫・・・農業的な循環型ビジネスとはというテーマを 考えてゆきます。
ライフ・デザイン研究所 2014年
●ライフ・デザインとサスティナブル・ライフ 必然の道を歩むこと。 つまり、今あるように今を洗練してゆくこと。 ドームハウス事業を充実させる。ナチュラル・ライフを楽しむ。 ドームハウスをめぐる仲間づくりに励む。
●生活を工夫する楽しみと健康法の実践。 アートを楽しみ仕事をアート化してゆくこと。質素と自然体が暮らし向き。 安定と安心システムを生活圏の中に作ること。 天災・社会情勢の変化に備えたサバイバル・ライフはインフラ依存からできるだけ一歩離れること。 燃料と水と自家発電システムと食糧の基本備蓄。 ある程度の資本と助け合える人間関係。 健康管理とケア体制、精神的な安定と調和、楽しめる趣味とアート。 これくらいあれば持続可能な生活は難しくはない。 しかし、これは個人レベルのライフ・スタイル。 これをステージ・アップしてコーポラティブ・ヴィレッジ作りに展開する必要がある。
●コミュニティにおけるドームハウス・プランニングの可能性。 ジオデシック・ドームハウスのコンセプトはサスティナブル・ライフの器を提供すること。 ユーザーさんたちに生活器としてのドームハウスのコンセプトを理解してもらうこと。また、ソフトの次元においてはDo More with Lessとは最小コストの最大幸福の技術を誰しも内在させているということをアピールすること。ドームハウスはユーザー本位に変化するフレキシブルな生活素材でもある。 それぞれが自分の中にある「セルフ・アート」を発見する。 ちょうど肌になじむ服を探すように。 そのキーワードは構築性。ひとつひとつ地道に組み立ててゆく作業をいとわないこと。 ホモ・サピエンスはホモ・ファーベル、ホモルーデンス(創る人、遊ぶ人)でもあること。
●住まい方暮らし方の基本に帰る。 原点復帰から再構築するライフ・デザインの提案。
生活はライフ・デザインのキャンバスと心得る。 球体の家は美と直観をプロダクトする。デザイン・サイエンスの理念を展開させるスパイラルなビジネス・モデルの構築。
※アイデアの構築性、生活実感、ビジネス・モデルがコーポラティブな方向性を持っているかどうか。 オープン・ソースな指針を維持しているかどうか。 里山資本主義的にも展開可能であるかどうか。 ミニマムでスローで「最小コストの最大幸福」をめざしているかどうか。 理念を理念に留めないでプラクティカルな課題まで下降させることができるかどうか。再現性、実証性、ユーザビリティを高める工夫がなされているかどうか。などなど様々な観点から検討しなおしながら、プランニングを進めて行きたいと考えています。
ライフ・ワークにゆっくりと取り掛かりたいと思います。
このスローなスピードが加速した社会の複雑性から私たちを離脱させてくれるのです。 空しい競争を捨てて、知恵のビジネスに持続可能なライフ・スタイルに変化してゆく時代と 考えています。
ライフ・デザイン研究所 所長加藤英雄