チベット記録写真展と夢の里に虹!!

夢の里とべ ダブルレインボー
夢の里とべ ダブルレインボー
ドームハウス愛媛
ライフデザイン研究所
『月の砂漠』井上陽水

2010年7月19日

はい、どっとこ・こむばんは(=^o^=)やまねこでおますよ。
7/17.18.19と『チベット記録写真展~チベット亡命1959』にかかっていました。 飛騨高山からお招きしたタルタン寺の林久義先生とともに写真展のゲストを夢の里とべのドーム ハウスでお迎えしていました。
期間中に四十数名の方々の観覧がありました。そして、チベット瞑想会クムニェ・セミナー は十数名の参加をいただけました。医師、看護師、治療師、ヨガ講師、インストラクター、お寺の 住職、介護士、会社経営者の方々など多様な立場から、チベット問題と瞑想の重要性を語らいつつ 夢の里の里山の「ナチュラル美術館」を満喫しました。『ヒマラヤを越える子供たち』の上映には 今も悲惨な運命の最中にあるチベットの子供たちに涙するゲストも多かったようです。
わたしたち日本人は、基本的には仏教徒なのですが、それはほぼ形骸化しています。 しかし、チベット人にとっては究極の理想であり、日々日常の実践課題、信仰のよりどころなの です。チベットの子供たちのヒマラヤ超えの映画を見ていると、ふとわたしたちは戦後焼け野原の 日本を思い出すのです。
経済大国となった国の風景と今も苦悩の最中にあるチベットの姿を見ているとわたしたちはアジア を素通りして、欧米ばかり意識して戦後を駆け抜けてきた「経済優位原理の愚かしさ」を痛感する のです。 悲惨な運命の中でも「夢と希望を失わないチベット」と「夢も希望もなくしつつある日本」のあいだ にアジアの巨大なテーマが眠っているような気がしました。
やまねこは、チベット人にマハトマ・ガンジーの非暴力の平和主義を想うのです。
夢の里とべは、とてもアジアンな時空間です。 ここでは、時間がゆっくりと流れています。 空と風と大地と森の自然の中で、わたしたちが忘れてしまった『大切なもの』が眠っているのかも しれません。 それを暗示するかのように夕刻に今回の『チベット記録写真展』を祝福する虹がかかりました。 やはり、夢と希望は、決して失ってはならないものなのですね。

「タルタン寺」

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