




2009年2月16日
はい、どっと・こむばんは(=^o^=)やまねこです。
一昨日日本に帰って来ましたが、しばらく旅の疲れと時差ボケを癒していました。
インド・ネパール時間から、やっと日本時間に戻れましたので今日から旅日記を書いてみましょう。(^o^)/
わたしにとって、初めてのインド・ネパール体験でした。
旅行代理店サライさんのツアーですが、チベット僧の友人の企画・お世話人ということもあり、旧交を温めつつ新年明けを記念する悦ばしき旅となりました。
ブッダガヤーなど仏教聖地巡礼の旅とチベット仏教徒による世界平和セレモニーにも参加するという盛りだくさんなアジア・ツアーです。
わたしは、心筋梗塞の既往症もあって、少し体調に不安を抱えた出発でしたが、特に大きな障害も無く元気で帰ってくることができました。
さてさて、初日はタイ バンコクに一泊。市内観光を楽しみました。
エメラルド寺院、ワット・ポーなど本堂は煌びやかな装飾と巨大な涅槃像のお釈迦様が眼をとらえます。
お参りの作法も日本と少し違っていてお釈迦様に金箔を貼り付けてお線香をあげるようです。初日から濃厚なアジアンな香りに圧倒されました。(^o^;)夜は食事をしながら、タイのクラシック舞踊を満喫!(^o^)
翌日は、いよいよインド・ブッダガヤーへ。
ブッダガヤのあるビハール州は、広大な農村地帯で空港からは牛や山羊が道行くひなびた風景が続きます。
また、ここはお釈迦様が修行し、お悟りを得られたという世界の仏教聖地の中心です。宿泊先は、仏教徒のためのゲスト・ハウス・・・大乗教の施設です。敷地の隣には巨大な大仏様が鎮座しています。
ツアー・ミーティングと食事のあと夕闇の中をすぐ近くのブッダガヤー大塔(当地ではマハー・ボーティと呼ばれています)に明日からの平和セレモニーの下見にお参りでかけました。
大塔周辺が様々なイルミネーションで飾られライト・アップされています。
さながら、仏教版クリスマス・イルミネーションの趣です。
大塔の周りを右回りにお参りし、いよいよ大塔の中へと進みます。
ここはお釈迦様が悟りを開かれた聖地・・・大塔はその菩提樹の前にあり、塔内にはお釈迦様自身の舎利(お骨)が祀られています。
堂内に入るとなんとも言えない平安なエネルギーに満ちていました。
光の泉とでも表現したくなるような軟らかで光に満ちた霊的なフィールドです。
ゆったりと優しい目覚めのエネルギーが胸いっぱいに満ちてきます。少しめまいのようなものも感じました。
五体投地をしながら、お祈りをしました。お世話人の林氏も言われていましたが、ここは仏教の発端の地であり、お釈迦様の悟りの三昧境が2500年前そのままに残っているということでした。
人生半ばを過ぎて、初めててまみえるブッダの膝元です。
大塔内は、参拝者で一杯ですが、不思議と人いきれは感じませんでした。インド人、チベット人、タイ人、ネパール人、ブータン人などなどアジア中の参拝者に溢れていますが、誰もが「ただひとつの目覚め」の世界に浸って祈っているように思われました。
わたしの心の中をこの数十年来の仏様のイメージが交錯しました。その一つ一つの記憶を手繰り寄せるように思い出していました。
また、わたしの人生の迷い、苦しみ、悩み、痛みなどなどが影絵のように蘇り、やがてそれらが一本の樹木につながっているというヴィジョン閃きます。
ボーディ・トゥリー=菩提樹です。大塔を出て右回りに歩くと反対側に菩提樹が聳えていました。
花と金箔に覆われている石柵ごしに多くの人が五体投地をしていました。この大樹は、千年近くの樹齢ですが、お釈迦様在世の頃からすると五代目とのことです。
感動覚めやらぬままにマハー・ボーディを後にして、宿に帰りました。明日は、いよいよ世界平和セレモニーです。
(つづく)