元気を集めるそして、「熱量」を集める

2014年8月21日

はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ堂でござます。
ゆるゆると長い夢を見て いました。まだ、徳島界隈でお遍路をしているようです。
長い長い夢のトンネルの出口付近で「なるとの渦」と「大塚製薬」について考えていました。 何かが仄かにクリックしたと思ったら目が覚めました。
「ドームハウスは、二種類の三角パネル・フレームで球体を構成する構造をとっています。最小の材料で最大の空間を確保できると同時に最も強固な構造体ともなります。 これをジオデシック構造体と呼び、無限に巨大化可能な構造力学を保持しています。
アメリカ 南極基地はジオデシック・ドームが採用されていて、直径40mの構造体はブリサードの風速120mにも耐えうる強固な剛性体であることを示しています。
この柱も梁もない解放空間は、わたしたちの直方体の住居感覚をゆるめて癒し効果を発揮してくれます。意識が垂直方向よりも空間的広がりで包まれるためかもしれません。
開発者のバックミンスター・フラー博士は 『素材の使用量を削減するには三つの基本的な方法がある。第一に、デザインをより小型化することである。第二に、素材を最も効率的な形態で利用すること(すなわち、より少ないものでより多くを為すこと)である。第三に、単位体積あたりの表面積の最も小さな(故に最小限の素材で可能な)幾何学構造を利用することである。
最近使われ始めた専門用語では、これを「物質を情報に置換する」と言う。フラーは、結果として生じる超物質化を「エフェメラリゼーション(短命化)」と呼んだ。より少ないもので多くを為す(do more with less)ということは、究極的には無によってすべてを為す(do everything with nothing)ことになるのかと学生が冗談めいてたずねた時、フラーは肯定した。
純粋に超物質的(メタフィジックス)な状態に近づくほど、デザインは完全なものになる。エフェメラリーゼーションはデザインに付加するものではなく、自然の原理を応用した結果として自然に生じる現象である。それはすでにある環境に適応していく戦略というよりも、今いる環境をどの方向に選択するかだ。』
と語り、自然そのものが持つデザインをメタフィジカルな領域まで引き上げることを重要視しました。デザイン・サイエンスとはこの手法をさしています。
もし、わたしたちに「物質を情報に置換する」ことが可能なのだとしたら、より少ないものでより多くをなす・・・エフェメラリゼーションの哲学は、時代に即した武器となすことができるでしょう。
空間をゆるめる・・・意識をゆるめるというベクトルと強固な構造性を保持するというベクトルが両立するジオデシック空間の特異性が現れてきます。空間がもたらすリラックス効果もまたドームハウスの特性と言えるでしょう。』
フラー博士は、結果として生じる超物質化を「エフェメラリゼーション(短命化)」と呼びました。 自然そのものが持つデザインをメタフィジカルな領域まで引き上げること・・・それは物質を情報に 置換するということ・・・もっとシンプルにいえば「わたしがメタフィジカルに意図することは 現実に地上化できる」ということ。 夢はその素材を提供してくれる「水がめ」なのだということかもしれません。
身体をゆるめ、精神をゆるめるジオデシック構造は人体の宇宙模型と捉えることもできるかも しれません。 このドームハウスという構造、ドームハウス暮らしというライフ・スタイルを活かして 内なるメタフィジカルな力を熱量に変えてクリエイティブに工房となすことも可能かなと思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*

CAPTCHA