暮らしの発明家

2014年7月29日

はい、どっと・ちゅーんあっぷ(=^o^=)やまもこ閑々堂本舗でございます。
カンカン照りの夏の日差しは自家発電の電気になります。
「電気ですかー!電気があれば何でもできる。」というのは思い込みです。
「暮らしの発明家」を自称するライフ・デザイン研究所のやまねこ博士というわけでも ありませんが、バックミンスター・フラー博士は次のように語りました。
『本来、「自然が人間に求めたのは、全包囲とはいかないまでも、幅広い適応性だった。だからこそ、自然調整用のスイッチボートたる頭のほかに、心というものを人間を与えたのだ」 歴史的に見て人間の適応能力と発明とが人間を地球上に広く拡散させた。一歩進んで、生物界を見ても、ある時代に特化した存在が、次なる環境変化に適応できずに滅びることが分かっている。最近では、これが遺伝子の画一性につながっているものとして危惧されるものであるが、多様な遺伝子の可能性を持った出発時点での生命体ならば、環境への適応も容易である。 こうした視点で操縦されないといけない宇宙船地球号は、「統合的にデザインされた機械」であり、問題は「取扱説明書」が付いていないということだ。私たちは自分たちの最高の能力、つまり知性を使って操縦マニュアルを作っていくべきである。宇宙を分割していき、的確に把握して分析できる概念だけを浮き彫りにしていくべきであるとフラーは力説している。宇宙もエネルギーも有限であり、「宇宙は超巨大な永久運動のプロセス」である。』(『宇宙船地球号操作マニュアル』)
宇宙の実験室としてのわたしたちの地球環境を維持しながら、生きて行くための 全生命的テクノロジーをホリステックな科学技術として構築してゆくことが人類の役割だとしました。
フラーは宇宙船地球号の乗組員としての環境・生態学的自覚をうながしたのです。 科学技術を生み出すのは、人間の頭なのですが、宇宙に適合した統合的デザイン・サイエンスを 生み出すのは人間の心だということ。
そして、それは超物質的な知性・・・メタフィジックス を必要とする。最大の資源とは人間のメタフィジックな知性だというのです。
宇宙船地球号の取扱説明書・操作マニュアルを作るということは、とりもなおさずまず 自分たちの暮らしのマニュアルをより地球型・持続可能なスタイルに創意工夫してゆくこと につながります。
やまねこは、自分の身辺生活をもう一度棚卸して、古いもの・無用なもの捨て去り、暮らし方にも 時間にも余白を作ろうと思います。
記憶・モノ・こだわりなどすっきりと捨てる。 新しきものは古いものを捨て去った後にできるスペースにこそ入ってくることができるのだろうと 思うのです。 お盆に向けて棚卸と暮らしのリソース、四国遍路の旅モードです。

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