ロハス・ライフの楽しみ

2010年6月2日

はい、どっとこ・こむばんは(=^o^=)やまねこでおますよ。
ハウス・ビルドは続きます。今日は、ウッド・デッキ材に防腐・防虫剤を塗ったり、建具屋 さんと仕上げの打ち合わせをしたりしていました。ハウス・ビルドの完成段階は、基礎段階と 同様様々な業者さんと詰めるべき課題があります。明日は、看板業者さんです。 犬走りの型枠とレベル出しもあります。足場の撤去もあります。
家作りというのは、大工さん をはじめ、あらゆる建設業者さんたちのプロとしての「モノ作りの知恵」に支えられていること を今回、体験できました。「住まい」という場所を形作るという行為は人間にとって、極めて 本質的なテーマです。やまねこは、ここ数年「スローリビング」について考えてきましたが、 大工さんたちにとって、「住むための知恵」とは、そのまま実際的、プラクティカルなテーマ なのです。いかに屋根を納めるか?いかに壁を納めるか?いかに棚を活用するか?家のメンテナンス や雨と風対策は?暑さ・寒さのしのぎ方、光と風の取り入れ方、季節と共存する工夫、防虫・防湿 防音などなど住まい環境のテーマの無数の分岐にひとつひとつ答えようとする「努力と知恵の体系」 こそが、『有機的建築』と言えるのかもしれません。
『ナチュラル・ハウスは可能か?』というテーマで考えてきたやまねこですが、大工さんたちと 作業を共にするうちに新たな発見がありました。季節や自然の変化ととも過ごせる家とは、光と 風を受け入れる器としての家であり、同時に自然とのせめぎあいの中で堅固な「呼吸する家」でも あるということです。それは、建築工学的な力と自然の力と人間の力の支えあう第四の力・・・ それこそがフラー博士の言う『シナジェティックス』=宇宙エコロジーの力によって、支えられて いるのかな、と思いました。

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