2014年8月3日
はい、どっと・ちゅーんあっぷ(=^o^=)やまねこ遍路でござります。
ゆるゆると四国遍路の道をイメージしていました。やまねこはここ十数年でおよそ六十ケ寺 を廻っています。あと二十数ケ寺で満願です。折に触れて少しずつの乱れ打ち遍路です。
なんだか壮絶な人のブログを読んでいました。トランス・パーソナル心理学、オカルティズム ユング心理学、社会学から福祉学など学びながら、路上生活者・ホームレス・派遣切りにあった人 人たちのお世話をしている社会福祉士さんのブログ「アカルイミライ観測日誌」というタイトル。 やまねこと同じ世代のようですが、この方は女性で湯浅誠さんの派遣村関係かなと思わせる記述あり。
面白いのはタイトルが「アカルイミライ」でありながら厳しい現実に向かい合う日々だということ。
シュタイナーの霊学なども基本理解をクリアしています。 やまねこがこのブログを読んで感心するのは、トランスパーソナル心理学のスピリチュアル エマージェンス(精神生態学的変容)をきちんとおさえながらも日々具体的な社会実践に向かい あっていること。派遣切りやホームレス問題だけでなく社会で孤立している介護家庭・独居 ターミナル・ケアにも接していることです。
よくあるスピリチュアルな観念論みたいなものは突き破って社会のそのままの現実の中で格闘 しながら生きる姿勢なのです。 これは、現代の「遍路スピリット」かなと思わせるものがあります。
現在の現実は、はじき出された人たちが洪水のようにあふれる社会です。 正社員でない人は何らかの意味ではじき出されているのでしょうし、家庭崩壊や失職や独居や 精神障害や貧困苦に喘ぐ人は珍しくないかなと思います。
この荒涼とした社会の中で灯りをともすということは決して、安直な問題ではないということ なのでしょう。
それにしても凄いブログだ。アート、ファッション、カウンター・カルチャー、精神世界を バックボーンととしながら、日常世界の壁に向かい合うこと。
ユング、シュタイナー、エコロジーからチャネリング、グレゴリー・ベイトソンの精神生態学 ティモシー・リアリー、ポスト構造主義・・・そして「アカルイミライ」を志向するマインド の軽さ。
ニューエイジ・カルチャーを突破してゼロ・グラビティに向かうグリーンズな思考が イケています。