2014年6月30日
はい、どっと・もーにんぐ(=^o^=)やまねこ庵です。
夢の里を早朝散歩しながら、考えました。
『ほしい未来は自分で作ろう』 これは、環境サイト『Greenz』さんのソーシャル・デザイン宣言のキャッチ・コピーです。
こんなふうに呼びかけています。 「まずは「ほしい!」と意思を持って望むこと、そして「変える」のではなくいっそ「つくる」こと。
あなたの”ほしい未来”はどんなものですか?
「宇宙船地球号」とも言うべき、地球という閉じられた環境で生きるすべての生き物 (そしてすべての人)がハッピーに共生できる未来。
– 貧困も飢餓も、戦争もない世界。そのための軍隊そしてそれを負担する税金が必要ない未来。
– ストレスがなく、誰もが生きることが、楽しい未来。 – すべての人が愛にも食べものにも飢えることなく育ち、才能を開花させるチャンスがある未来。
– 文明全体のエネルギー効率が極めて良い未来。
– 誰もがエネルギーを自分で作り出せる世界。つまり、石油をめぐる戦争のない未来。
– 独占と強欲が勝ち組と負け組を分ける世界ではなく、共有と分かち合う気持ちに満たされた未来。
– 社会に貢献することが、人間として一番価値を持つ未来。
– 子孫から借金を続ける経済ではなく、次の世界により豊かな地球を引き渡せる世界。自然の恵みの利子分だけで、豊かに繁栄できる未来。
– 1,000年先まで考える政治的リーダーが市民のために働く未来。
-「資本主義」から、「持続可能主義」へシフトした未来。
– 誰もが安心して子どもを育てられる社会。誰もが安心して老後を迎えられる未来。
– そういった未来を、楽しく実現していく人間をひとりでも多く、増やすこと。」
自然の恵みの利息分で豊かに繁栄できる・・・とはサスティナブルな循環型社会のありかたを 示しています。 それはまた、シンプルに収支相伴う生活のことです。
わたしたちが得たものがどこかを破壊したり、阻害したりしないで周囲の環境に再びリサイクル されてゆく生活、相互扶助的に補完しあったり、創意工夫を共有できるソーシャル・デザイン。
もし、地球がひとつの宇宙船なら、同じ船内で争ったり、有害なものをまき散らしたり、船体に 穴をあけたりできないはずです。これはひとつの「主義」ではなく、「事実」であるということ。
わたしたちが生き延びるかどうかはその「事実」を理解できるかどうかということ。
「ほしい未来はつくろう」は新しい時代にふさわしいひとりひとりが試してみる価値がある 若々しいヴィジョンだと思います。
新しい時代はすでにはじまっていて、意識の高い人たちはすでに生活実験を試みながら、 ソーシャル・デザイン・ワークにとりかかっているのでしょう。
2014年はそんな時代のはじまりが明らかになった年と思っています。