2013年7月30日
はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ庵でございます。
あるビジネス業界紙の編集記者のYさんと話し合っていました。 彼はこれまでにドームハウス愛媛の取材を複数回していただいた人です。
お話のテーマは、もっぱら「里山資本主義」とビジネスと運命についてです。
前の二つは、このところ書き尽くしていますので三番目の運命について書いておきましょう。
これは、神々(一応普通の表現として)と人間の深層に属することなので「謎」に属します。 やまねこは、宗教家というものではなく特定の信仰をすすめるものではありませんが 「運命」とは、人間の限界ラインだと思っています。つまり、前もって「これこれの運命を あなたは持っている」とは言えないと思うのです。
今日、Yさんに力説していたのは「男女の縁」のようなものは神々の裁量に属するものなので人間が 決められないことなのです・・・ということでした。
それからもうひとつは、「成功したいと思うなら他人と抗ったり競争をやめることですよ。 なぜなら、人間の不幸の多くは競争心から生まれるからです。他人と抗わない人は確実に 成功します。でも、悲しいことにほとんどの人はこれができないのです。」ということ でした。
成功するということは、その人なりのヴィジョンを実現するということです。 しかし、人から成功とみなされることは、実は自分のヴィジョンとは何の関係もないのです。 多くの人が成功を求めながら、競争に勝ち残ることを求める社会では、比較基準の中で成功 ストーリーが語られがちですから、致し方のないことかもしれませんね。
とはいえ、真の成功とは、ただひとりの私の中で生まれたヴィジョンの絶えざる更新とも言える でしょう。
『宇宙は、人間が成功へと導かれる唯一の方法は失敗から学ぶことだと教えてくれる。 失敗とは、個々の人間に生きるということを悟らせるために宇宙の叡智がとったもっとも 力強い方法である。人間のこころは 宇宙の中で完全な成功を収めるようにデザインされている。』
とは、バックミンスター・フラー博士の言葉ですが、成功が人間の本質に属することを 示しています。
より良き仕事、より良き人間、より良き知恵を求めて努力すること・・・成功とは到達点 ではなくプロセスなのでしょう。そこに競争や争いや勝ち残るという発想は無意味なのでは ないかな。
ネクスト・ヴィジョンの生まれ出る場所に留まることを通して人は成功のステップを踏むの でしょう。今、私たちは、真の成功への道を求めていることは確かです。