ベーシック・インカムとは?

ドイツ映画『ベーシック・インカムとは』日本語字幕

2013年6月4日

はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ亭でございます。
あまり、政治論議は好まないやまねこですが、きわめて危険な社会になりそうなので 今日は特別コメントということで・・・。
生活保護の改正など弱者切り捨て政策と共に増税、TPPなどグローバル企業保護政策 がアベノミクスの本質であることが日ごとらあきらかになり、多くの予算が軍事費に 移行する危惧を国民が気づき始めていますね。
先般、保守本流の古賀さんが「憲法改正絶対反対、安部政権は憲法を守れ。」と 「赤旗」インタビューで訴えました。これも昔なら驚天動地の発言です。
同時に野中氏もテレビで大阪市長発言に触れ「人権意識の低さが世界にさらされている のは恥ずべきことです。」と訴えました。保守と革新以前に戦後の根本的な価値観が 覆させられることに危機感を持ったものと考えられます。明らかにわたしたちは、危険水域 に近づいているように感じました。
社会不安を煽りながら国民生活を切り詰め、顔の見えない グローバル企業の神輿に乗って軍事化をめざすアベノミクスは原発と同じですよ。
さて、ベーシック・インカムについて考えています。
「国民の最低限度の生活を保障するため、国民一人一人に現金を給付するという政策構想。生存権保証のための現金給付政策は、生活保護や失業保険の一部扶助、医療扶助、子育て養育給付などのかたちですでに多くの国で実施されているが、ベーシックインカムでは、これら個別対策的な保証ではなく包括的な国民生活の最低限度の収入(ベーシック・インカム)を補償することを目的とする。
ベーシックインカムの基本的な目標は一定の所得を無条件で保障することで、すべての国民が最低限以上の生活を送れるようにすることである[13]。
ワーキングプア問題への処方箋として期待する向きもある。ワーキングプアは、自己の年収が200万円を下回る貧困層の立場に置かれているものの、辛うじて生活保護を要するほど困窮した立場にはないとして、従来の社会保障制度では救済されない。
日本にベーシックインカムを導入すれば、ワーキングプアにも社会保障を受ける機会を提供できるとされる」 というものです。たとえば国民ひとりあたり月額7万円給付する・・といったスタイルです。
公務員削減が取りざたされていますが、これなら安心して進めることができますね。 障がい者や病気の高齢者を切り捨てるよりも公務員を削減して、国民生活の安定をはかることを 優先するということです。若者に関しても就職難をゆるめることができます。
どのみち、年金生活者が増加の一途をたどる少子高齢化社会なのですから、次代をになう世代が より健全に生活できる基盤を整えることが急務です。
ベーシック・インカムを実現するためには、端的に「社会と人が有機的につながっている」こと を国民が認め、政治や社会システムが認める必要があると思うのです。 現在のような『自己責任社会』ではこの共通認識は分断されしまいます。 上からの社会保障という従来の方式を「相互扶助とシェアリング」というベーシック・インカムの 導入が望まれますね。


にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*

CAPTCHA