2010年2月28日
はい、どっとこ・もーにんぐ(=^o^=)やまねこでおます。
ドーム・ハウス基礎工事が進んでいますが、来週からブロック、壁工事に入るので 給排水引き出し工事をしています。 砥部町の地盤は、砥部焼原料の陶土を多量に含んでいてすぐに粘土質の岩にあたります。 配管溝を一日ドリルとツルハシで掘っていました。疲れましたが気持ちのよい汗をかけました。 ちなみにわたしは、若いころ二年ほど土木工事現場でアルバイトをした経験があります。
さてさて、やまねこはライフ・デザイン研究所を「暮らしのデザイン」というコンセプトで 設立しようとしていますが、かのバックミンスター・フラー博士を思想的バックボーンとして 『仕事とライフ・デザイン』をコーディネイトしたいと考えます。 エコロジカルな構造の理想型とも言えるドーム・ハウスを提案し、「夢の里とべ」のエコ・ヴィ レッジ作りを推進しながら、様々な試みに関わりたい。 アグリ・ファーム、市民農園運営、イベント、健康法ワークショップ、スロー・フードや商品開発 アート・ギャラリー、ネット・ショップ構築などなどテクノロジーとエコロジーとアートを調和 させる試みを始めたいと考えています。
エコロジカルな暮らしは、単純に「自然に還れ」というものではないと思っています。 それは、科学と直観、そして美の親和力を内なるものから紡ぎだす「叡智を育てる」ことから 始まるような気がします。
地球環境学者にして数学者、建築学者、発明家、詩人、哲学者であるバックミンスター・フラー博士 は次のように語ります。 『自己規律や直感と美、そしてメタフィジックスは二十世紀の科学には含まれなかった。 科学はそれらをほとんど芸術家に委託し、芸術家は科学的な思考を科学者に依存するように なった。科学と芸術は互いに非鏡像になってしまった。 どちらにも属さなかった芸術家・科学者だけが残された直観と美、そして自己規律によって 包括的な才能を駆使した。彼らは非対称的な分断を避けて仕事をしたからこそ、耽美的な芸術 至上主義のように感覚と行動は分断されなかったのである。 経験する限り「思考」と「行動」は、二者択一ではない。 「思考」と「行動」は非同時的な「反対称=アンチ・シンメトリー」として共存する。 電子と陽子のように。』