『アンチモンの神秘 と四国の霊性』

アンチモン結晶体 愛媛県総合科学博物館所蔵

2009年7月19日

はい、どっと・こむばんは(=^o^=)やまねこでおます。
やまねこは、夏のお遍路計画を練っています。8月19日~23日のリューダー・ヤッヘンス医学 博士のシュタイナー医学講演会のスケジュールに合わせてお四国参りをしようと考えているのです。
特に19日夜は、高知市で講演がありますから、この機会に高知の札所めぐりをしようと考えてい ます。 というのは11月3日に松山市武道館にてダライ・ラマ14世の講演会『自分を幸せにする生き方』 がほぼ確定していますので、ダライ・ラマの来日計画にあわせて、お四国参りをするのもいいかな、 と思いますし、ヤッヘンス博士は8月22日には、新居浜市 愛媛総合博物館で『アンチモンの神秘 と四国の霊性』と題する四国の精神文化(特に四国遍路)と世界有数のアンチモン鉱床をかかえる四国 の鉱物分布の特異性についてお話する予定だからです。
四国の霊性と鉱物については、深い関係があ るといわれています。
というのは、四国遍路を開創した空海(弘法大師)は、稀代の鉱山技師という側 面があり、中央構造線についてすでに知悉しており石鎚や金山出石寺など水銀鉱脈や銅鉱脈に沿って 霊場を数々開いているからです。
またシュタイナー医学では、アンチモンが(医学的には安全な用法で)が用いられますが、この原子番 号51番の元素は、霊的次元に「自我の性質を帯びており、キリストの属性を顕現した鉱物」とアン トロポゾフィー医学では捉えられているのです。
さらにアンチモンは、水銀と銀と銅の協和音の性質 を帯びているというのです。四国にお住まいの人はご存知のように新居浜市は、別子銅山という巨大 な銅鉱床もあります。 高野山金剛峰寺には丹生都比売神社(にうつひめ神社)がありますが、丹生都姫とは水銀の女神です。 高野山から端を発してアンチモンと水銀と銅を産出する四国が四国霊場として霊的な磁場を形成して いるというのは、とても興味深いテーマです。
『アンチモン化する力の真の性質について最後に疑問がわきあがります。ルドルフ・シュタイナーは それを中和された調和行動、月と水星と金星諸力の3和音として描きました。このようにして私達は アンチモン領域を地球から太陽まで広がるものと視覚化できるでしょう。それが愛しげに地球を包む ようにそれは銀と水銀と銅の領域を包括しています。イーゼンハイムの祭壇にグリューネヴァルトが 描いた復活したキリストは、この領域のイメージとして見ることができるかもしれません。 リタ・ルロワ博士』                                   クリュールヴァルトのキリスト像の金属的な描き方、高野山の丹生都姫、アンチモンと四国の霊性 これらは、四国とエソテリックな世界観との共鳴関係を予感させてくれます。
酷暑の中を今日は、52番札所太山寺をお参りしました。 本堂にダライ・ラマ14世のポスターが早々と貼られていました。

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“『アンチモンの神秘 と四国の霊性』” への2件の返信

  1. 全てのものに、繋がりを感じる人は、この文章を面白いと思うけど、分断された意識の人は、こじつけと思うかな。笑
    霊学的なものの見方ですよね。
    社会生活にどっぷり浸かっているので、魂が、干上がって来そうになり、霊学的思考
    でバランスとらねばと思っています。😣

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