2008年6月8日
いつものように日曜の朝は、堀の内公園散歩です。
今日は、夕方蛍祭りがあるらしいので、出かけてみようと思っています。
夏の朝の公園は、爽やかで気持ちいいですね。(=^o^=)
カラスが一羽、木の根元で散歩しています。木々は、朝日でみどり鮮やか・・・。
日本人は、みどりという色を萌黄色、若草色など微妙なニュアンスで様々に表現します。
それは、色彩を感情豊かに表現するということでもあるのですが、もうひとつは色とは自然から借りてきたものと古来から考えられているからでしょう。
山吹色、桜色、すみれ色、枯葉色などなど自然の風景や花々の色を借りているということ。
赤・青・黄色の三原色の配合と見るのは、現代に至ってのことです。
色彩の中に季節を見たり、人の面影、予感、憧れ、郷愁、気配を感じる感性はゆるライフの楽しみと 思っています。
自然から借りてきた色は、やさしく温かみがあり、こころを穏やかにしてくれます。
草木染やアース・カラーのエスニック・ファッションが好まれるのもこういうわけなのでしょう。
大地や自然から切り離された生活、デジタルな原色よりも自然の風景の中にある調和した色彩をまとったり、身近に置くことでわたしたちは、内なる空間を豊かにすることができますね。
やまねこでした。(=^o^=)