2011年1月14日
はい、どっとこ・いぶにんぐ(=^o^=)やまねこですよ~。
今日は、一日ブレーン・ストーミングでした。夢の里のY社長とエコロジストぽらんさんと 話し合っていました。夢の里ブックレットの企画会議です。
Y社長のインダストリアル・デザイン・ワークの集大成を様々な切り口で照射してみようという プロジェクトです。
物語としての人間、企業のアポリア=袋小路の突破法としての知恵袋、デフレ・トレンドの中の ヴィジョン、バブル崩壊がもたらしたプラスの遺産、貧困と富の融合方法、仕事の創造的破壊 などなど魅惑的なテーマをめぐり語りあいながら、Y社長の事業創生40年間の物語に耳を傾け ていました。
Y社長の企業ヴィジョンは、確かに究極の行き詰まりに到達している多くの経営者に とっても、就職難にあえぐ若者たちにとっても魅惑的です。
「生活と仕事のリアリティ」こそがY社長の全人生を貫くテーマなのですが、現在のような システム社会では、「リアル」ということはもっとも片隅に追いやられています。 すべてがいかにもオートマティックに事務的に処理されてゆくわたしたちの社会は、すでに企業 がシステムの奴隷になりさがった「管理社会と無縁社会のつなぎめ」の役割を担っているのです。
そういう意味では、Y社長が生きてきた人間臭いリアルな会社・・・とは、一面「オーガニック」 なのかもしれません。大工さんとして出発し、設備・電気・工業デバイスまで横超する業界を かけめぐり、海外十数カ国の建設、工業の仕事で世界をめぐり、出発点となった伊予郡砥部町の エリア・デザインとエコ・プロジェクトを手掛ける現在の夢の里は、彼にとってライフ・デザイン の総仕上げなのでしょう。 お話だけでもスリリングとも言えるライフ・ヒストリーを皮切りとして夢の里ライブラリーの始まり です。