2010年8月27日
はい、どっとこ・もーにんぐ(=^o^=)やまねこでおます。
飛騨高山の秋神で二日目の朝は ゆるゆると過ごしました。林先生ご一家としばらくお話した後、高山市街に降りました。 高山市は、江戸期に天領とされ、木工などの伝統工芸が重要な産業として保護されています。 碁盤の目のような街並みは、レトロな味わいに満ちています。お土産などを買い求め、林先生 に見送られて、名古屋へと。
夕刻に名古屋に到着。迎えてくれたのは、昨秋に松山を訪れてくれた仏教仲間のA夫妻です。 投宿先となる甚目寺観音さんの釈迦院を案内してくれました。 夜は、A夫妻、若住職さんを交えてダルマをめぐって夜半まで語らいました。 朝、観音様をお参りしてAさんの営む自然農園を見学。名古屋は猛暑で、かんかん照りです。
暑さを逃れて、最後の訪問地は熱田神宮です。 熱田神宮は皇居・伊勢神宮と並んで三種の神器である『草薙の剣』がご神体として祀られて います。境内に入ると涼やかな風が吹いてきます。都会の中心とは思えない鬱蒼とした森です。 社殿が新築されたばかりでヒノキの香りが心地よく、お参りの後は敷地内のお茶屋さんで 冷やしぜんざいをいただきました。
「草薙の剣の熱田神宮」は、古事記の中では、日本武尊が最後の訪問地として姫君ミヤズヒメに 剣を託した場所とされます。
大和は 国のまほろば たたなずく 青垣 山こもれる
大和しうるはし おとめの 床のべに わがおきし つるぎの太刀
その太刀はや
(みやず姫にあずけたあの草薙の剣をもう手にすることは出来ないのだろうか) 日本武尊の辞世の句です。
本殿をお参りしました。社殿は伊勢と同じ神明作りと呼ばれる様式です。 千木が大空に向かって開くように伸びる形は、「未来に向かう意志」のようなものを感じさせます。 古代の叡智を包み込み大地から延びるような出雲の大社作りと対照的です。 やまねこには、この神明造がまるで「宇宙船」のように見えるのです。 A夫妻の歓待と見送りで名古屋をあとにしました。宇宙船地球号でもあるドーム・ハウスへと 帰還です。