ドームハウス

地球型のロハス・ライフを夢の里とべドーム・ハウスで試みる


自然な暮らし方について考えています。オーガニックという言葉がもてはやされ、テレビでも「鉄腕ダッシュ村」や「世界の果てまで行ってQ」が人気番組ですからナチュラル・ライフに関心を持つロハス層は、増えているのでしょう。また、セカンド・ライフを迎えたシニア層は、好んで野菜作りやボランティア、環境市民活動に関わっている人も多いようです。シンプル・ライフ、ナチュラル・ライフは、ライフ・スタイルの中では時代の風を追い風にしているといえるでしょう。そうしたトレンドを決して否定するものではありませんが、ここにもうひとつ付け加えたいものがあるのです。 それは、「地球型生活」というテーマです。
人間が自然とともに暮らし、自然から十分な恵みを得て、得たもので再び自然を保つ という循環型生活は、誰にも可能なものだと思うのです。ちょうど私たちが、家を保つためにリフォームしたり、風を通したりするようにわたしたちは「地球という家を保つ」ことを学ばなくてはいけないのかもしれませんね。なぜならば、環境危機は深刻で早晩、地球は生命活動を営めないほどに傷ついているからです。


夢の里とべ

夢の里とべ 風の丘

 

全地球的に考え 身近な実践をする Think globally ,act locally!


これは、建築家にして地球環境学者バックミンスター・フラー博士の言葉です。彼が提唱したシナジェティックスという思想は、世界経済・エネルギー・環境・自然というグランド・デザインを根底から再構築して、地球型生活の重要性を訴えるものでした。 『宇宙船地球号』の中でフラー博士は 『地球はひとつの宇宙船である。この地球には資源もエネルギーも十分すぎるほど存在する。ただ、使い方が悪いのだ。より少ないものでより多くのことを成す技術を用いれば、欠乏などということはまやかしに過ぎないことがわかるだろう。』と語ります。 戦争と欠乏と経済構造が地球からエネルギーをむしり取っていることに警告を発したのです。日本では万博に沸く高度成長の時代のまっただなかの頃でした。博士は、やがて工業化社会が終焉することを予見していたのです。

夢の里のドームハウス
このたびフラー博士考案になる地球型ハウス=フラー・ドーム・ハウスをロハス・ヒルズ夢の里とべで完成し、『ドーム・ハウス愛媛』をOPENしました。 当社は、エコロジカルかつクリエイティブな地球型生活のビジネス・モデルを作りたいと思います。まず、第一に取り組みたいのは、ハーブ園です。循環型の生活のためにはまず、健康が大切だし、生命を育てることは生きがいにもなると思うからです。 わたしは農業には素人ではありますが福岡正信翁から学んだ自然農法を実践して、ハーブを中心に野菜など作物を作りたいと考えています。 もうひとつは、健康と霊性のためのロハス・ライフ教室を催したいと思います。 よく心身一如と言われますが、整体やヨガ、瞑想を通して心身のチューニングと緑の環境との共生を考えてゆきたいのです。そして、様々なエコロジカルな技術開発にも関わりたいと思っています、市民農園や産直市場、音楽イベントなども企画するのも楽しい。 そして、第二のステップとして介護・医療・福祉施設を導入できれば、夢の里のエコ・ヴィレッジ計画は大きく前進です。 松山市近郊でもある夢の里とべは、こうしたエコロジカル・ライフ・デザインを実現するためのベスト・コンディションが整っています。広大な森林環境の真っ只中の高台から、松山平野を眺望できる美しい景観にも恵まれています。 美しい自然環境の中で地球型のドーム・ハウスで、シンプル・ナチュラル・シナジェティックなライフ・スタイルを模索してゆきたいと考えています。 または夢の里とべを訪れる方々のゲスト・ハウスでもあります。
ロハスな仲間が集う家、光と風のある家を気軽にお訪ねください。ゆるやかな時間と午後カフェの珈琲とともに陽だまりで過ごせるでしょう。

ドーム・ハウス愛媛 所長 加藤英雄